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レーダー問題に再び火をつける安倍首相「何が真実なのかプロは全部知っている」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

有村治子議員(写真=ツイッターのキャプチャー)

安倍晋三首相は4日、韓日防衛当局が尖鋭に対立していた、いわゆる「レーダー照射」問題に関連して「海上自衛隊や米海軍など海で軍的な組織で働く人はプロとして連帯意識を持っている」として「プロは何が真実なのか全部知っている」と話した。

安倍首相はこの日、参議院予算委員会で「韓国駆逐艦からレーダーで照射される状況でも自衛隊は録音と撮影を通じて映像を公開し、このような政府の対応に日本国民の80%以上が支持している」という自民党の有村治子議員の質問にこのように答えた。

安倍首相は「哨戒機に対する射撃レーダー照射は通常ならあり得ないし、(海上自衛隊哨戒機は)いつミサイルが飛んでくるか分からないい状況に置かれていた」と述べた。


彼は「われわれは真実を言っており、真実を言う方が強い」として「現場は真実が何かを全部知っている。各国の海軍は何が真実なのかを知っている」と再度強調した。

海上自衛隊の対処については「極めて緊張していた状況でも関係規則を守って冷静に、落ち着いて適切に対応したと考える」と評価した。

極右団体である「日本会議」の国会議員懇談会で有村議員は「韓国は『韓日関係は悪化してもかまわない』という態度を見せているが、首相はなぜ韓国に明確なメッセージを送らずに沈黙を守っているのか」として「これは普段の安倍首相らしくないのではないか」とも尋ねた。

これを受け、安倍首相は「北朝鮮に対する対応において日米、日米韓の緊密な連携が大変重要だ」と述べた。また、「韓国で働いている日本人の安全を確保するのも私の使命」とし、「そのような意味で韓国との協力は不可欠だ」と話した。

有村議員は「韓国は海での偶発的な状況を未然に防止しようとする国際的約束まで蹂躪している」というなど、韓国を強く非難した。また、今回のレーダー照射問題を自衛隊の存在を憲法に明記する改憲の名分に結びつけようとした。

これについて安倍首相は「国民は責任感を持って黙々と働いている自衛隊の姿を見ており、自衛隊の献身的な態度に敬意を表している」と相槌を打った。



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