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康京和-河野の「バンコク談判」…硬い表情に目も合わせず(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
◆「韓日安保枠組み検討せざるを得ない」

これに関連して、康長官は「明日(韓国をホワイトリストから除外する)閣議決定が下されれば、我々としても必要な対応措置を講じざるを得なくなる」とし「日本の輸出規制措置の原因が安保上の理由ということだが、我々もさまざまな韓日安保の枠組みを検討せざるを得ないという話をした」と述べた。GSOMIA延長を再検討するかと再び尋ねられると「韓日安保協力の枠組みに影響があるかもしれないとお話した」とし、GSOMIA破棄検討の可能性を示唆した。

結局、実質的な成果を出せないまま韓日外交トップ間の会談が物別れに終わったことに対して、外交部当局者は「厳重なメッセージを再度伝達したということに意味があると考える。結果とは別に、外交事案というものは過程も重要だと考える」とし「それによって出る結果に対する責任は我々のほうでなく、相手方にあると考える」と話した。


◆45分会談…実質的な成果出せず

尋常でない雰囲気は会談開始時から感知された。康長官と河野外相は携帯電話でも時々電話で話をするほど親交があるが、この日は違った。会場に先に到着した康長官が硬い表情で河野外相を迎え、河野外相も韓国側に向かって軽く目で挨拶をしただけだった。着席してカメラフラッシュが忙しく焚かれていた13秒間、両氏は挨拶はおろか互いに目も合わせなかった。

当初会談は午前8時40分から9時25分までの45分間予定されていたが、事案の重量感と逐次通訳であることを考慮すると、これをはるかに超えるだろうとみられていた。だが、両氏は8時44分に会場入りし、55分後の9時39分に会談が終了した。

だが実際、本格的な会談はこれよりも短かった。会談を始める時は両者からそれぞれ当局者が6人ずつ同席したが、8時54分に外相と通訳、韓日関係主務当局者〔韓国側は金丁漢(キム・ジョンファン)外交部アジア太平洋局長、日本側は金杉憲治・外務省アジア大洋州局長〕ら3人ずつを残して、他の倍席者は全員退場した。本格的かつ集中的な会談は8時54分から9時25分まで事実上45分行われた。逐次通訳だった点を考慮すると、実際の会談時間は20分余りとなる。実質的な協議でなく両側の立場交換にならざるを得なかった。



康京和-河野の「バンコク談判」…硬い表情に目も合わせず(1)

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