北朝鮮の金正恩国務委員長が7日に駆逐艦「崔賢」を訪問し、就役を控えて進められる機動能力総合評価試験を参観したと朝鮮中央テレビが報道した。金委員長と娘のジュエ氏が船首甲板で駆逐艦海兵らと記念撮影をしている。[写真 朝鮮中央テレビ=聯合ニュース]
朝鮮中央通信は24日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が参加する中で23日に南浦(ナムポ)港で崔賢の就役式が開かれたと報道した。
金委員長は就役式演説で「わが国の艦船が最も完璧かつ複合的な作戦戦闘能力を保有したという満足した結果を得た」として艦艇の性能に満足感を示した。
演説を終えた金委員長は崔賢に乗り込み将兵を激励した。
◇「海軍核武装化正確に推進中」
金委員長はこれまで北朝鮮軍の中で海軍が最も脆弱な戦力と評価されてきた点に言及しながら海軍力強化を強調した。
金委員長は「今は確かに変わった。わが国の海軍の戦闘力は想像を絶する驚異的なものになるだろう」と話した。
続けて「わが国の海軍が沿岸防御の武力として存在していた時期は、今や厳然たる過去になった。海軍は、戦略的手段を備えた軍種にしっかりと成長しており、海軍の核武装化はその道程を正確に歩んでいる」と明らかにした。
また、海軍力増強について、「強力かつ信頼できる核戦争抑止力をさらに確実なものにすることで、わが国家の核武力の多角的で効果的な運用を実現し、海上防衛と戦争抑止のための軍事活動で主導権を確固と握ることができるようにする極めて重要な戦略的過程」と主張した。
◇「1万トン級戦略艦船も連続建造」
金委員長は大型戦闘艦を受け入れる海軍基地建設の必要性も言及した。
金委員長は崔賢級艦艇を係留する基地がない状況に対し「幸せな悩みごとが生じた。以前にはそのような基地を必要としなかったと言える。しかし、今や近代的な海軍基地の建設が差し迫った必須不可欠の課題となった」と話した。
続けて前日開かれた労働党中央委員会第9期第2回総会で海軍艦隊基地建設が決定されたと改めて強調した。
合わせて昨年進水過程で座礁事故を起こしてから最近性能試験を進めている「姜健(カン・ゴン)」も近く作戦に投じる計画だと明らかにした。
金委員長は「続いて1万トン級戦略艦船も相次いで海に進水するつもり」と付け加えた。
一方、趙春竜(チョ・チュンリョン)労働党秘書は就役式で、崔賢が各種武装システムの性能と戦闘適用性、全般的作戦遂行能力に対する評価と試射、統合運用試験と機動能力総合評価のための試験航海、軍人検査員の認証などを成功裏に終えたと報告した。
朝鮮中央通信は、崔賢が党中央軍事委員会の命令により朝鮮人民軍海軍西海艦隊に配備されて西海(黄海)海上防衛と戦争抑止任務を遂行することになると伝えた。
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