最近、北朝鮮当局が金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の生母、故高容姫(コ・ヨンヒ)氏の姿が入った映像物を回収してなくすよう指示を出したと、米国のラジオ・フリー・アジア(RFA)が31日(現地時間)報じた。
北朝鮮現地情報筋によると、北朝鮮は労働党映画文献編集社が2011年に制作した『偉大なる先軍朝鮮の母』いう記録映画を回収している。
CDに収録されたこの記録映画は金正恩委員長の生母・高容姫氏の生涯を扱った85分の映像物で、現在もユーチューブで見ることができる。映像には高容姫氏が金正恩委員長の生母という説明は提示されていないが、高容姫氏が「金日成(キム・イルソン)民族、金正日(キム・ジョンイル)朝鮮の蒼々たる未来を掲げる偉大な業績を築いた」と称賛する内容があり、金正恩委員長の生母であることを明らかにしている。
北朝鮮咸鏡北道(ハムギョンブクド)の情報筋は先月26日、「最近も保衛省と安全省など司法機関に総書記の生母と関係がある映画を回収して削除すべきという指示が出ていた」と伝えた。
情報筋は「今月中旬、国家保衛省と国家安全省が道内の司法機関に取り締まりの指示を出した」とし「取り締まり対象に映画『偉大なる先軍朝鮮の母』が指定されている」と明らかにした。
また「金正恩委員長の出生と父母、家計など身元情報が公式紹介されたことがない状態で出た削除指示に北朝鮮の住民は疑問を感じている」と伝えた。
さらに「過去に金日成、金正日は白頭(ペクドゥ)血統の純潔性を主張し、曽祖父母、祖父母、父母、兄弟をすべて公開した」とし「しかし3代世襲で権力の座に就いた金正恩は略歴を公開していない」と比較した。
両江道(ヤンガンド)の情報筋も先月28日、「党が『偉大なる先軍朝鮮の母』を回収して削除するよう指示した」と確認した。
情報筋は「金日成と金正日の母(康盤石、金正淑)を公開したのに、金正恩はなぜ公開できないのかという声も出ている」と伝えた。
また「世襲執権して12年が経過しても金正恩の略歴が公開されず、一部では純粋な白頭血統の家族歴であれば生母を公開できない理由はないはずだと、金正恩委員長の血統に疑問が提起されている」と強調した。
海外に派遣された北朝鮮外交関係者と貿易関連の駐在員および派遣勤労者の大半は、金正恩委員長の生母が在日同胞で平壌(ピョンヤン)万寿台芸術団舞踊家だったという内容をインターネットで接していると、情報筋は話した。
高容姫氏は1952年生まれで、10歳だった1962年に北送船に乗って北朝鮮に渡り、高容姫氏の父・高京沢(コ・ギョンテク)氏は解放前に日本で軍需工場の管理人をしていたという。
北朝鮮現地情報筋によると、北朝鮮は労働党映画文献編集社が2011年に制作した『偉大なる先軍朝鮮の母』いう記録映画を回収している。
CDに収録されたこの記録映画は金正恩委員長の生母・高容姫氏の生涯を扱った85分の映像物で、現在もユーチューブで見ることができる。映像には高容姫氏が金正恩委員長の生母という説明は提示されていないが、高容姫氏が「金日成(キム・イルソン)民族、金正日(キム・ジョンイル)朝鮮の蒼々たる未来を掲げる偉大な業績を築いた」と称賛する内容があり、金正恩委員長の生母であることを明らかにしている。
北朝鮮咸鏡北道(ハムギョンブクド)の情報筋は先月26日、「最近も保衛省と安全省など司法機関に総書記の生母と関係がある映画を回収して削除すべきという指示が出ていた」と伝えた。
情報筋は「今月中旬、国家保衛省と国家安全省が道内の司法機関に取り締まりの指示を出した」とし「取り締まり対象に映画『偉大なる先軍朝鮮の母』が指定されている」と明らかにした。
また「金正恩委員長の出生と父母、家計など身元情報が公式紹介されたことがない状態で出た削除指示に北朝鮮の住民は疑問を感じている」と伝えた。
さらに「過去に金日成、金正日は白頭(ペクドゥ)血統の純潔性を主張し、曽祖父母、祖父母、父母、兄弟をすべて公開した」とし「しかし3代世襲で権力の座に就いた金正恩は略歴を公開していない」と比較した。
両江道(ヤンガンド)の情報筋も先月28日、「党が『偉大なる先軍朝鮮の母』を回収して削除するよう指示した」と確認した。
情報筋は「金日成と金正日の母(康盤石、金正淑)を公開したのに、金正恩はなぜ公開できないのかという声も出ている」と伝えた。
また「世襲執権して12年が経過しても金正恩の略歴が公開されず、一部では純粋な白頭血統の家族歴であれば生母を公開できない理由はないはずだと、金正恩委員長の血統に疑問が提起されている」と強調した。
海外に派遣された北朝鮮外交関係者と貿易関連の駐在員および派遣勤労者の大半は、金正恩委員長の生母が在日同胞で平壌(ピョンヤン)万寿台芸術団舞踊家だったという内容をインターネットで接していると、情報筋は話した。
高容姫氏は1952年生まれで、10歳だった1962年に北送船に乗って北朝鮮に渡り、高容姫氏の父・高京沢(コ・ギョンテク)氏は解放前に日本で軍需工場の管理人をしていたという。
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