韓国海洋警察庁の船舶。記事内容とは関係ありません。[写真 仁川海洋警察署]
産経新聞が30日報じたことによると、前日午後3時以降、日本海岸保安庁の測量船「平洋」が長崎県男女群島から北西に約110キロ離れた東シナ海の海上で海洋調査を行っていたところ、韓国海洋警察庁から調査中止を求められた。
報道によると、当時の韓国海洋警察の要求内容は「韓国海域での調査は不法だ。調査をやめて直ちに退去せよ」と述べた。これに対して、日本海上保安庁は「日本のEEZで正当な調査活動を行っている」と抗議した。
海上保安庁は現在、測量船が調査を続けており、韓国海洋警察庁から調査中止の要求を前日基準で1時間から1時間30分置きに計7回受けたと明らかにした。平洋は18日から来月30日まで調査を実施する。海上保安庁は予定通りに調査を進めると明らかにした。
一方、日本外務省は「日本のEEZ内で実施した調査だ」とし、韓国側に抗議したという。
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