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トリミングしながら投げたり首絞めたり…サロンから帰宅後に毎日嘔吐した子犬=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

子犬の資料写真 [PIXABAY]

慶尚南道昌原(キョンサンナムド・チャンウォン)のあるペットサロンで、美容師が子犬らを殴ったり投げたりするなど虐待したという疑惑が出てきた。

SBSが28日に伝えたところによると、6月に昌原のあるペットサロンでスタッフがトリミング中に子犬に暴力を加える姿が数回にわたり防犯カメラにとらえられた。防犯カメラを通じて確認された被害だけで100件余り、被害を受け子犬は10匹を超える。

防犯カメラの映像でスタッフはトリミングしていた子犬の背中をこぶしで何回も叩いたり、暴れる子犬の後足を激しく引っ張ったりした。


また別の子犬の場合、タオルでくるんで投げたりもし、トリミング道具を使って殴ったりもした。ある子犬は後頭部の毛をつかまれ床をひきずられていた。

スタッフの虐待行為はサロンに行ってから子犬の健康が悪化したという利用客からの申し出を受けサロンの院長が防犯カメラを確認して明らかになった。

被害を受けた犬の飼い主は「家に帰ると(子犬が)毎日吐いた。サロンに行ってストレスを受けたのかと思ったが、そうではなく首をしめるのが一般化されていた」と話した。

被害を受けた子犬は皮膚のあちこちで傷や炎症が見つかり、一部は外傷後ストレス障害まで起きていた。

サロンの院長は、トリミングルームにむやみに入ると犬が途中で驚いて負傷することもあり、これまでサロン内部の管理をおろそかにしていたとし、「私も被害者だ。私の犬が一番たくさん叩かれた」と話した。

虐待の事実が発覚するとスタッフは先月サロンを辞めた。このスタッフは虐待の事実を認めながらも、決められた時間内にトリミングを終わらせるために子犬たちを統制する過程で起きたことだと釈明した。

スタッフは「この子犬がとても言うことを聞かないのにきょう必ずやらなくてはならないという強迫があれば時間を測りながら緊迫するように働いていた気持ちが手に反映されたようだ。それは私の過ち」と明らかにした。

被害を受けた飼い主はスタッフを警察に告訴し、スタッフを相手取り損害賠償を請求する計画だ。



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