エスパー前米国防長官
エスパー前長官は12日、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送とインタビューで「中国が台湾を攻撃する場合、韓国軍も米軍を支援して軍事介入をすることになると考えるか」という質問にこのように答えた。
エスパー前長官は「台湾海峡で中国と台湾の間に衝突が発生して米国が介入する場合、日本と韓国がどのような方式であれ介入しない状況は想像し難い」と話した。
また、「戦争遂行への支援になろうが、貿易と経済交易の中断になろうが、台湾有事の際に領域内国家は紛争に巻き込まれて選択を強要されるだろう」とし、「そのような衝突は両国に限ることではなく、皆に広範にわたって影響を与えるだろう」と強調した。
エスパー前長官は「韓国は中国のすぐそばにあり、中国が最も大きな貿易国という現実を私も認識しているが、中国は米国にとっても最も大きな貿易国」とし「開放されたインド・太平洋を悪化させて隣国を強圧しようとする共産主義国家を相手に難しい決定を下すことが求められる」と指摘した。
さらに、「妥協しようとすれば、正しい価値を守ることはできない。中国を経済的なパートナー、米国を安保パートナーに決めるのは長続きできない」と話した。
エスパー前長官はGSOMIA(韓日軍事情報包括保護協定)も必要だと強調した。また、「敏感な情報を迅速に共有する基本的な能力にあって大変重要だ」とし「3カ国が迅速で隙間のない情報と資料を共有する能力はわが集団安保に大変重要なこと」と話した。
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