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<韓国国産戦闘機KF-21>KAIの最大関心事はKF-21海外販売

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

米空軍が構想する第6世代戦闘機想像図。米空軍は2032年を目標に第6世代戦闘機を開発中だ。第6世代戦闘機の特徴はマッハ5水準の超高速飛行能力とレーザー砲およびサイバー攻撃機能が基本。 [米空軍]

KF-21が第6世代戦闘機にまで進化するにはまだ解決すべき難題が多い。第6世代戦闘機の核心武器のレーザー砲を搭載するにはレーザー砲の小型化も問題だが、レーザー砲にエネルギーを供給するエンジンパワーも高めなければならない。また、サイバー攻撃能力とマッハ5水準の飛行能力も難しい技術課題だ。こうした困難のため米国は2040年前後に、中国とロシアは2040年代後半に第6世代戦闘機を開発すると予想される。

KAIの最大関心事はKF-21の海外販売だ。現在、KF-21は120機の生産に8兆5000億ウォン(約8110億円)の予算が組まれている。1機あたり約700億ウォン(6000万ドル)だ。仏ラファールとユーロファイターのタイフーンなど競争機種があるが、これらは30年前に開発された戦闘機であり、戦闘機の任務コンピューターやレーダーなど主要装置が1世代前のシステムだ。

しかしロシアと中国は戦闘機を安く製作して国際社会に販売しているため負担となる。さらにKAIと共同開発するインドネシアが中途放棄の動きを見せ、最近また参加した。


KF-21の海外販売力を高めるためには、この戦闘機の進化的発展が必須という指摘もある。そうしてこそKF-21を購入する国がステルス無人戦闘機などと連係して希望を持つことができるからだ。

KAIもKF-21開発に参加した戦闘機エンジニアを維持および活用すべきという負担を抱えている。KF-21の開発には韓国のエンジニア約1600人が参加しているが、近く基本的な開発を完了すれば仕事がなくなるという。その場合、韓国が初めて養成した戦闘機開発人材は死蔵されるしかない。



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