24日、ジョンズ・ホプキンス大学によると、前日米国の新規感染者は11万8791人で2月以降初めて10万人を超えた。ニューヨークタイムズ(NYT)の23日集計では最近7日間一日平均感染者が4万8746人で、2週間前の2.73倍だった。入院患者も57%増えた2万8780人、一日平均死亡者は20%多くなった271人だった。NYTは「ジョー・バイデン行政府の高官が『今後65歳以上の高齢層と免疫脆弱者がブースターショット(ワクチンの追加接種)の対象になるだろう』と述べた」と報じた。
新規感染者のほとんどはデルタ株による感染者で、現在米国で感染者の増加速度が最も速いルイジアナ州では新規感染者の80%以上を占める。ミズーリ州セントルイスは26日から公共場所でワクチン接種者を含むすべての人に室内でマスク着用を再び義務付けた。