東京オリンピック(五輪)開幕まであと52日を残した日本で、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)「ベトナム型変異株」警戒令が下された。
加藤勝信官房長官は5月31日の記者会見で、ベトナム型について「現時点でわが国において感染者は確認されていない」としながら、ベトナム当局側などに確認した結果「ワクチン効果についての影響があるという証拠は示されていないとの報告を受けている」と明らかにした。
ベトナムで見つかった新しい変異株は、英国型とインド型の特徴を持ち合わせていて、ベトナム当局はこの変異株に対して「非常に危険」と警告している。特に、ベトナム型変異株は空気を通じて素早く伝播するという特徴を持っているという。
今まで日本政府は後手の対策で英国型・インド型の流入を防ぐのに失敗した。現在、英国型の感染者が日本人感染者の9割以上を占めている。インド型の場合、31日にも東京内で新たに7人の感染者が報告され、東京で合計26人が確認された。全国的に検疫段階ではなく、市中の検査で確認された感染者数だけで50人を超える。
日本政府はインド・パキスタン・ネパールなどインド型が広がっている13カ国から入国する海外同胞の政府指定施設隔離期間を従来の3日から10日に延ばした(その後4日間は自宅隔離)。4日からはベトナムとマレーシアから入国する海外同胞を6日間政府指定施設で隔離する方案を新たに施行する。現在、日本は五輪などで特別入国許可を受けていない外国人の入国を全面的に禁止している。
日本国内の新規感染者数は減少傾向にある。31日、全国で1793人が確認されて、先月5日以降初めて2000人を下回った。東京都・大阪府など10都道府県に発令されていた緊急事態宣言は20日まで延長された。
先月30日までの日本国内ワクチン接種実績は計1234万3590回で、一日平均50万件の接種が行われている。菅首相が目標に掲げた「一日100万件ワクチン接種」にはまだ達し得ない水準だ。
1日午前には外国五輪選手団のうち、今回初めてソフトボール女子オーストラリア代表チームの選手と関係者29人が成田空港を通じて日本に入国した。
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