18日、ソウル鍾路区(チョンノグ)外交部庁舎で開かれた韓米外交・国防閣僚協議レセプション共同記者会見で発言する徐旭(ソ・ウク)国防部長官。 [写真 共同取材団]
22日のブルームバーグ通信によると、徐長官はブルームバーグTVのインタビューで「歴史に関連する問題の事案が厳然と存在するが、我々は韓日関係が国防協力のレベルで必要だとみる」とし「我々は軍事的な議論を続けていき、未来に協力を維持していく考え」と明らかにした。
徐長官は先週、ブリンケン米国務長官、 オースティン米国防長官と会ったが、インタビューはその翌日に行われた。ブルームバーグは、バイデン米政権の国務・国防長官の韓国・日本訪問がふさがった韓日関係の緩和につながるとみられる、と分析した。
徐長官はバイデン政権と韓米同盟を発展させ、国際舞台でさらに大きな役割ができるようにすべきだと強調した。
ブルームバーグは、トランプ政権が中東海域の安全確保など国際安全保障体系にさらに参加すべきと圧力を加えた後、韓国政府が空母と原子力潜水艦の獲得を推進している、と説明した。また、これは韓国では過去数年間で最大規模の軍事力増強であり、韓国は海外でより一層大きな力を投射できるだろうと伝えた。
空母計画について徐長官は「未来の潜在的脅威に対応する、すなわち韓半島のための範囲の問題であり、人道主義支援などの問題で柔軟性を確保しようということだ」と述べた。
◆「戦作権転換でも準備態勢に変化ない」
一方、徐長官は戦時作戦権の転換が実現しても準備態勢に大きな変化はないという発言もした。徐長官は「司令官と副司令官の地位を変える点だけを除いて、現在の連合司令部を未来ビジョンの連合司令部に移していくという面で見ると、実際に大きな差はない」と明らかにした。
続いて「そのような意味で司令官の国籍が変わること以外には、準備態勢において我々の立場には大きな変化がない」とし「我々は我々の準備態勢の問題を心配する必要が全くないとみている」と述べた。
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