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日本のプロ野球、ヤクルトの林昌勇(イム・チャンヨン)がシーズン開幕後、11試合連続無失点の好調を見せている。
8セーブでセントラルリーグの救援部門4位だ。どこから飛んでくるのか分からない、時速156キロの剛速球で日本の打者を圧倒している。
その球を待ち受ける捕手の気分はどのようなものなのか。ヤクルトの福川将和捕手(32)に7日、電話でインタビューをした。福川捕手は「今まで数多くの剛速球を受けてきたが、こんな球は初めてだ」と驚いていた。
◇度胸に驚く=福川捕手は林昌勇(イム・チャンヨン)が初めてセーブを決めた3月28日の巨人戦をはっきりと覚えていた。福川捕手は「先頭打者の高橋由伸を凍りつかせた球はスリークォーターで投げてきた156キロの剛速球だった。球も完壁だったが、三振をとっても平然としていた林昌勇の後ろ姿がより印象的だった」と回想した。日本の有名な打者を連続三振にしとめても、無表情だというのにとても驚いたと説明した。
福川捕手は「すごい度胸だと思う。チームメイトも驚いていたし、高田繁監督も試合後『これからヤクルトの抑えは林昌勇』だと言っていた」と伝えた。また「林昌勇のいちばんの魅力は何よりも度胸だが、強打者であるほどより良い球を投げてくる」と話した。
◇魔球に驚く=福川捕手は今年2月のスプリングキャンプで林昌勇に初めて会った。福川捕手は「選手たちは年俸で外国人選手を評価している。なので林昌勇に対して大きな期待はしていなかった。サイドアームという珍しさから7回ぐらいに登場するブルペン投手として考えていた」とそのときの心境を明かした。福川捕手は「林昌勇はサイドアーム、スリークォーター、オーバーハンドの3種類のフォームで球を投げる。しかし、球が非常に速く、あっという間に捕手のミットに吸い込まれていく。球に力があり、コントロールも良く、変化球が必要ない」と話した。
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