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<野球>「155キロ復活、日本で第2の黄金時代開く」…林昌勇投手②



◇厳しかった3年間=林昌勇は97年から04年までヘッテと三星(サムスン)で抑え投手として活躍した。 国内最高級投手だった。 その後、日本行きを狙ったが、最高級投手の自尊心を捨てきれず日本進出は実現しなかった。

05年10月に右ひじの手術を受けてからの3年間は、林昌勇にとって野球人生の暗黒期だった。05、06年と2年連続で三星は韓国シリーズに進出したが、林昌勇は活躍できなかった。 「林昌勇は終わった」という言葉も出てきた。


◇第2の全盛期=林昌勇は15日、阪神タイガースとのオープン戦で155キロの球速をマークした。 18日の横浜戦では153キロ。 オーバースローではなくサイドスロー投手では珍しいスピードだ。 ヒジの痛みがなくなり、ボールも思い通りに散らせるようになった。

ヤクルトの高田繁監督は「直球の球威が素晴らしい。 林昌勇の全盛期は終わっていない」と話す。

林昌勇は「今はひじの痛みがない。 久しぶりに思い切って投げているのでヘッテ時代に戻ったようだ」と笑顔で語った。→①へ戻る



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