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韓国取引所アフターマーケット開設…休む間もなく変動性警報発動

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国取引所が4日に開設した午後4時から8時までのアフターマーケット。[写真 聯合ニュース]

正規市場が終わった後に株式を売買する韓国取引所(KRX)の「アフターマーケット(夜間取引)」が初日から株価急変を防ぐ「ブレーキ」が1100回以上作動した。取引参加者が少ない上に、銘柄数が多く、小さな注文ひとつで株価が揺れたためと分析される。

韓国取引所によると、アフターマーケット営業初日の14日午後4時から8時までの4時間に静的・動的変動性緩和装置が合計1112回発動された。概ね13秒に1回の計算だ。同日の正規市場での発動回数391回の約2.8倍だ。変動性緩和装置は個別銘柄の株価が短期間に非正常な急騰落を見せた際に2分間売買を止め「単一価格売買(注文を集めて一括締結)」に転換し市場を冷ます安全装置だ。


呼び値空白の影響が大きいと分析される。代替取引所ネクストレード(NXT)が夜間取引を600銘柄ほどで運営してきたのと違い、アフターマーケットはKOSPIとKOSDAQの全銘柄に近い約2700銘柄を一度に開いた。比較的少ない夜間資金が2700の銘柄に分散し銘柄別取引量が減った。小規模注文だけ締結されても株価が上がり変動性緩和装置が簡単に発動されるということだ。


午後4時からKRXとNXTが同時運営される点も取引量を分散させる要因だ。証券会社が最善注文執行システム(SOR)を通じてより有利な市場で注文を自動で連結しているが、両市場の呼び値自体が分離している状態だ。実際にこの日の売買代金はKRXとNXTがそれぞれ約1兆8000億ウォンずつを記録し分散した。この日の全市場売買代金27兆6000億ウォンの6.6%水準だった。投資家別の取引割合は、個人投資家が93%、外国人投資家が3.9%、機関投資家が2.1%で個人が圧倒的だった。

呼び値空白は個別銘柄の変動性につながった。売却説がふくらんだハンファギャラリアはアフターマーケットで正規市場の終値より15%以上急騰し、静的変動性緩和装置が2度発動された。高値と安値の格差は19.2%まで広がった。ポニーリンク、バロフなどKOSDAQの中小型株は取引時間中の価格変動幅が32%に達した。

ただ全銘柄の価格変動性はKOSPIが2.9%、KOSDAQが4.6%で、正規市場のKOSPIの4.1%、KOSDAQの5.8%よりむしろ低かった。取引所関係者は「大引け後に発生する対内外問題をリアルタイムで株価に反映し、外国人投資家の時差による制約をなくしアクセス性を高める純粋機能が大きい」と説明した。

取引所は長期的にニューヨークなど世界的な取引所との競争に足並みをそろえて24時間取引体制に進むという構想だ。夜間に米国株式から離脱する個人投資家を韓国の証券市場に呼び込むという計算も背景にある。

だが個人中心の限界を克服できなければ取引時間拡大は価格歪曲を育てる副作用を生みかねない。夜間勤務とシステム維持にともなう証券会社の運営負担も少なくない。流動性を裏付ける市場参加者基盤から備えなければならないという指摘が出る背景だ。

上場投資信託(ETF)導入も解決すべき課題だ。今回のアフターマーケットではETFが除外された。金融投資業界関係者は「取引量が増えれば売買手数料を受け取る証券会社とは違い資産運用会社は追加収益なく人材と電算費用などを負担しなければならない。まだ業界間で合意がなされていない」と伝えた。資産運用会社の運用報酬は取引量ではなくETF純資産規模を基準として策定される。取引所関係者は「ETF投資も原株が動く時に対応できるようにすべきだ。投資家の権利保護など業界の意見を聞いている」と説明した。



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