済州(チェジュ)国際空港の滑走路。聯合ニュース
済州警察庁は15日、中国国籍の10代のA君を通信秘密保護法違反の疑いなどで在宅立件し、取り調べていると明らかにした。
A君は先月27日午前、済州空港4階の展望台で私設無線機を使い、約1時間30分にわたって管制塔と航空機の間の交信内容を無断で聞いた疑いが持たれている。
当時、展望台にいたある訪問客がA君の行動を不審に思い、空港側に知らせ、通報を受けて出動した警察がA君を現行犯逮捕した。
警察の調べによると、A君は事件当日に中国から済州に入国し、交信の傍受に使用した無線機も中国から直接持ち込んだことが分かった。
この無線機は中国現地のオンラインサイトで約214元(約4936円)で販売されている製品という。
警察はA君の韓国への入国履歴と所持品を調べる過程で、さらに不審な状況も確認した。
10代のA君は保護者や同行者なしで何度も韓国に入国していたことが分かり、所持していたカメラからは京畿道(キョンギド)にある少なくとも2カ所の軍事施設を撮影した写真が多数見つかった。
警察はA君に出国停止措置を取った後、済州空港で航空管制の交信を傍受した正確な経緯と目的を調べている。
また、軍事施設の撮影と済州空港での交信傍受に関連性があるか、対共容疑があるかどうかも併せて確認している。
済州空港は国家重要施設のうち最高等級となる国家保安「カ」級施設として管理されている。
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