世界的スポーツブランドのナイキが業績と株価の不振により優良企業の象徴であるS&P100から18年ぶりに除外される。[写真 ロイター=聯合ニュース]
S&Pダウジョーンズインディシーズによると、ナイキは21日のニューヨーク証券市場取引開始前にS&P100指数から抜ける。ただS&P500指数には残留する。
ナイキの株価は38.4ドルで2021年の最高値と比べ78%ほど急落した。時価総額もやはり2021年末の2640億ドルから約570億ドルと4分の1に落ち込んだ。
業績悪化の主要因は最大市場のひとつである中国での不振と競合企業の成長だ。
年間売り上げの15%を占める中華圏の売り上げは固定交換率基準で前年同期比13~17%減少し8四半期連続の下落を記録した。
アディダスがシェアを回復し、オンやホカなど新進プレミアムブランドと中国の低価格ブランドが急成長し、ナイキの世界スポーツシューズ市場でのシェアは2022年の25.9%から昨年は22.9%に落ちた。
ナイキはエリオット・ヒルCEOを中心に、卸売流通網復元と中国内販売チャンネル整備など再跳躍を推進しているが、製品革新と業績改善速度が遅いという評価を受けている。
特に中国内卸売業者のオンライン販売を制限しオフライン中心に転換しようとする措置は市場の流れに逆行するという批判を受けている。
一方、今回のS&P100指数改編では伝統小売り・消費財企業が除外され、テック企業が浮上する流れが現れた。
ナイキとともにコルゲート・パルモリーブなどが除外され、デル、パロアルトネットワークス、サンディスク、アリスターネットワークスなどIT・テック企業が新たに組み込まれる。
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