やせ細った状態で救出された清州動物園の雄ライオン「パラミ」が、2023年10月23日に保護施設で雌ライオンの「ドド」と会いペアリングに成功した。キム・ソンテ
清州市はこの日午前8時ごろ、清州動物園でパラミが死んだことを確認したと明らかにした。
正確な死因は現在分析中だ。老化にともなう自然死である可能性が大きいという。ライオンの平均寿命が10~15年である点を考慮すれば、22歳だったパラミは人間で言えば100歳に近い。
パラミは2004年にソウルの子ども大公園で生まれ、2016年に慶尚南道金海市(キョンサンナムド・キムヘシ)の動物園で飼育されていた。だがずさんな管理のためあばら骨が見えるほど衰弱していた。狭い室内空間で長期にわたり1頭で飼育され、あばら骨が浮き出るほどやせ細った姿が知られ「あばら骨ライオン」と呼ばれた。
清州動物園はこうした残念な事情に接した後、所有主との協議を経て2023年7月5日にパラミを清州に連れてきた。名前もより良い暮らしができるようにとの願いを込めて「パラミ」と付けた。
パラミは動物園側の細心な配慮により新しい環境に適応し健康を回復した。
パラミは清州動物園に来てからは雌ライオンの「ドド」と過ごした。群れで生活するライオンの習性を考慮した動物園の配慮だった。居住環境も良くなった。パラミが過ごした保護施設は広さ1650平方メートルでそれまでの飼育スペースより20倍広かった。土を踏むことができ、木造構造物に上がって簡単な遊びも可能だった。江陵(カンヌン)の動物園で臨時保護されたパラミの子どもの「クルミ」も飼育員夫婦の助けで2024年8月に清州動物園にきてともに生活した。
動物園関係者は「これまでパラミを大事にして応援してくれた多くの市民に感謝する。パラミが残した意味を考えながら今後も動物たちがより良い環境で生活できるよう動物福祉向上に最善を尽くしたい」と話した。
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