雌ライオンが突然、鉄格子の隙間から前足を出し、少女のズボンをひっかけるようにして強く引き寄せた。少女はバランスを崩し、あやうく引きずり込まれるところだった。このことで現場は大騒ぎになった。[写真 抖音 キャプチャー]
3日、韓国の聯合ニュースTVは中国現地メディアを引用し、動物園での安全管理規定違反により10歳の少女が雌ライオンの攻撃を受けたと報じた。
事故は2月26日に起きた。中国広東省汕頭市の中山公園動物園で、ライオンに餌を与えていた10歳の少女が雌ライオンに襲われた。メディア報道やソーシャルメディア(SNS)を通じて公開された動画には、檻の中にいた雌ライオンが餌を持った少女を見つけた後、興奮して態度が急変し、突然攻撃を加える場面が収められている。
動画を見ると、雌ライオンが突然、鉄格子の隙間から前足を出し、少女のズボンをひっかけるようにして強く引き寄せた。少女はバランスを崩して引きずり込まれそうになり、現場は一瞬にして大騒ぎとなった。周辺にいた大人が急いで駆け寄り、子供をライオンから引き離そうとしたが、ライオンは容易には少女を離さなかった。救助は約30秒間続き、ライオンを棒で押し返すなどして辛うじて阻止した末に、子供を救出することができた。少女は足に軽い擦り傷を負い、病院で狂犬病ワクチンを接種した後に帰宅したという。幸い、命に別条はないことが確認された。
調査の結果、今回の事故は飼育員が安全規定を破り、観覧客を「安全隔離区域」の中へ入れたことで発生したことが判明した。該当区域は猛獣との直接接触が厳格に禁じられている空間だ。動物園側は「当園の管理不備により発生した問題」として公式に謝罪した。続いて「現在、動物園は営業を中断して施設の整備と安全点検を進めており、該当の飼育員は職務停止処分を受けた」と明らかにした。現地当局も追加の安全点検と責任の所在究明に着手したという。
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