25日、釜山(プサン)・BEXCOで開かれた第48回ユネスコ世界遺産委員会で、2021年に登録された世界遺産「韓国の干潟」に、瑞山(ソサン)、麗水(ヨス)、高興(コフン)、務安(ムアン)の干潟を追加登録することが決定した。写真は忠清南道(チュンチョンナムド)・瑞山の加露林(カロリム)湾の干潟。[写真 瑞山市]
多様な生態系の宝庫であり、地球半周分(往復)に及ぶ渡り鳥の移動ルートの重要な中継地でもある韓国南西部沿岸の干潟が、登録範囲をさらに広げ、ユネスコ世界遺産に登録された。25日に釜山(プサン)・BEXCOで開かれた第48回ユネスコ世界遺産委員会(以下、委員会)で、「韓国の干潟」(Getbol, Korean Tidal Flats)の第2段階登録案が採択されたためだ。
2021年に世界自然遺産として登録された「韓国の干潟」は、これにより、▷宝城(ポソン)・順天(スンチョン)・麗水(ヨス)・高興(コフン)の干潟 ▷新安(シナン)・務安(ムアン)炭島(タンド)湾の干潟 ▷務安・咸海(ハムヘ)湾の干潟 ▷高敞(コチャン)の干潟 ▷舒川(ソチョン)の干潟 ▷瑞山(ソサン)の干潟で構成される連続遺産へと拡大された。汝矣島の面積の96倍に当たる約2万7975ヘクタールが追加され、総遺産面積は約15万6386ヘクタールとなり、従来より22%拡大した。
この日の委員会で、自然遺産分野の諮問機関である国際自然保護連合(IUCN)は、「体系的かつ科学的に進められた拡大登録だ」とした上で、「特に地域社会や各パートナーとの協力を通じて遺産の境界を拡大した点」を高く評価した。
2021年に韓国で15件目の世界遺産として登録された当時から、「韓国の干潟」は「拡大登録」を条件付きで勧告されていた。当時、IUCNは審査の過程で、韓国の干潟が渡り鳥にとって重要な中継地であることは認めながらも、舒川、高敞、新安、宝城・順天の4カ所で構成された遺産区域だけでは十分ではないと指摘していた。
その後、国家遺産庁は西南海岸干潟推進団や各自治体と協議を重ね、瑞山、麗水、高興、務安の干潟を新たな遺産区域に加え、既存遺産の緩衝区域も拡大することで、韓国の干潟生態系の連続性と完全性を高めた。拡大登録が決定した当日に取材に応じた李完燮(イ・ワンソプ)瑞山市長は、「昨年9月のIUCNによる現地調査の際、(瑞山の)加露林湾の優れた生態学的価値と保全・管理能力の実証に力を注いだ結果だ」と喜びを語った。
汝矣島96倍の面積を追加…「世界遺産・韓国の干潟」登録範囲拡大(2)
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