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半導体なら何でも好調? 韓国の素材・部品・装備メーカーは苦笑い(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
投資業界では、空前の好況を享受している半導体市場で中小企業が利益を上げられない理由について、「韓国の半導体=サム電ニックス(サムスン電子・SKハイニックス)」といういびつな産業構造に原因があるとみている。

韓国の半導体業界では、この2社を除けば世界市場で競争できる企業はほとんどない。半導体産業の土台である後工程関連企業が独自の競争力を備えていないことも意味する。このため業界では「サム電ニックスの協力会社を除けば、黒字企業はほとんどない」という話が公然と語られている。


低い国産化率も理由の一つに挙げられる。韓国が世界トップを占めるメモリー半導体は、特に装置への依存度が高い分野だ。メモリー半導体工場への投資額の約70%が装置購入費に充てられる。それにもかかわらず、韓国の半導体装置産業の国産化率は20%にすぎない。100兆ウォンを投じて工場を建設した場合、70兆ウォンが装置購入に使われ、そのうち56兆ウォンが海外メーカーに流れる計算となる。


半導体素材分野でも国産化率は30%程度にとどまる。韓国半導体ディスプレー技術学会の朴在勤(パク・ジェグン)会長〔漢陽(ハニャン)大学融合電子工学部特任教授〕は「製品の性能が十分ではないのに、無条件で国産品を使うことはできない」とし、「素材・部品・装備のサプライチェーン安定化のためには、根本的な体力を養い、企業が開発やテスト、デモ(実演)を行える環境を整える必要がある」と述べた。

半導体だけでなく、多くの業種でウォン安と原油高の負担を最も強く感じているのは中小企業だ。大企業は為替リスクを軽減するため、先物為替取引によるヘッジ戦略などを講じているが、中小企業は無防備なケースが多く、為替変動の直撃を受けるのが実情だ。

紙コップメーカーのKJ MAXも、原油高に加えてウォン安が進み、受注量は昨年と同じにもかかわらず赤字となっている。紙コップ内部のPEコーティング材や、紙コップを束ねる際に使うビニールは石油化学製品で、原材料価格が年初比35%急騰したためだ。

さらに、紙コップの主原料であるパルプのコストも、為替相場が1ドル=1300ウォン台から1500ウォン台へ上昇したことで20%以上値上がりした。キム・ヤンヨン社長は「以前と同じように仕事をしても利益が残らない。受注量が減ったのであれば営業活動で挽回できるが、現状では会社を維持するのが難しい」と語った。

原価負担が増えても、納品単価を引き上げることは容易ではない。美容機器を製造するA社は、原材料の大半を中国から輸入しているが、人民元相場はこの1年で1元当たり190ウォン台から230ウォンへ上昇した。最近、世界的な美容ブランドと契約を更新したが、今年も製品単価は昨年と同じだった。

同社のキム代表は「契約は年単位なので、製品仕様が大幅に改善されない限り、原価上昇を理由に納品単価を引き上げるのは難しい」とし、「発注先からすれば、もっと安い会社に切り替えれば済む話だからだ」と苦しい胸の内を明かした。

中小企業中央会経済政策本部のキム・ヒジュン本部長は「原材料価格の上昇や内需低迷など、内外の不確実性は依然として大きい状況」とし、「中小企業が最も切実に求めている税負担の軽減と金融支援によって経営負担を和らげるとともに、内需活性化と対外的な変動リスク管理を包括するきめ細かな政策支援が急務だ」と述べた。


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