イタリアの国旗
22日(現地時間)、米CNNや現地メディアによると、イタリア南部カラブリア州の捜査当局は、最近発生した山火事の原因を調べる過程で、尻尾に可燃性物質を染み込ませた布が巻き付けられている猫を発見した。
現場の森林では、油を染み込ませた布や点火装置、火の付いたろうそくなど、放火を示す痕跡も見つかった。
カラブリア州民間防衛庁のドメニコ・コスタレッラ庁長は、「何者かが動物に火を付けて野原に放ち、火の手を広げた」とした上で、「極めて非人間的な放火犯罪だ」と強く非難した。
このように猫を利用した放火の手口は、イタリア南部で過去にも確認されている。2016年のシチリア国立公園の山火事や、2017年のナポリ・ベスビオ山周辺の山火事でも、同じ手口が使われた。
現地では、マフィア組織が土地の買収や開発利権などを狙い、意図的に山火事を起こしているとみられている。
現在、消防当局はカラブリア州のポリーノ国立公園周辺など約150カ所の火災現場で消火活動を続けている。
一方、現地の動物・環境保護団体は、この事件について告発状を提出するとともに、容疑者に関する情報提供者に1000ユーロ(約19万円)の懸賞金をかけ、犯人の検挙に乗り出した。
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