Kディスプレー2026展示会
サムスンディスプレーとLGディスプレーのトップは新市場を先取りする核心条件として技術差別化を挙げた。イ社長は「顧客が満足する技術と価格を先制的に準備することが企業の競争力」と強調した。LGディスプレーの鄭哲東(チョン・チョルドン)社長も「顧客が望む技術で差別化することが核心成長動力」と話した。
展示ではさらに進化した有機EL技術とこれを新たな領域に適用した製品が目立った。LGディスプレーは車両用に使われたプラスチック有機ELをヒューマノイド用に拡張したディスプレーを韓国では初めて公開した。観覧客が直接乗り込む車両体験空間には前方座席のダッシュボードを埋める48インチ画面、後部座席天井に広がる18インチスライドブル有機ELを公開した。サムスンディスプレーは変速ダイヤルと送風口を画面の中に入れた車両用ダッシュボードと人の視線に沿って反応する6.9型ヒューマノイド用有機ELなどを公開した。
サムスンディスプレーとLGディスプレーはモバイル用次世代技術も準備中だ。イ社長は「サムスン電子が新たな形態のディスプレーを出すと承知しており米国顧客も折りたたみ製品を準備している。違う次元の折りたたみモバイル機器市場が開かれると期待する」と話した。LGディスプレーはテレビとIT機器に適用したタンデム有機ELをスマートフォンに拡大する計画だ。鄭社長は次世代収益源である半導体パッケージング用ガラス基盤「ガラスインターポーザー」も多角的に準備していると明らかにした。次世代有機EL製造技術の「FLiPP」に対しては「公開できる時期になれば紹介する」とした。
ただ短期業況は容易でない。AI用広帯域メモリー(HBM)とサーバー用DRAM需要増加でメモリー価格が上がる「チップフレーション」のためだ。イ社長は「下半期は厳しい。半導体価格が少し下がれば良いだろう。スマートフォン・IT用有機EL需要が減りパネル価格を下げてほしいという圧迫も受けている」と告白した。
チョン社長はメモリー半導体価格上昇が負担になるとしながらも「原価改善を通じて耐えられる水準」と話した。この日LGディスプレーは5年ぶりの上半期営業黒字転換を発表し、繁忙期である下半期にはより良い業績をおさめると予想した。
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