ハンファエアロスペースが韓国の防衛産業業界で初めて海外公募債券を発行した。規模は約5億ドルだ。イ・スジョン記者
債券には投資需要が集まり興行に成功した。発行額は5億ドルだったが需要予測では約6.6倍となる33億ドルが集まった。注文が予想を上回り会社が投資家に上乗せする加算金利も最初に提示した1.15%から0.83%に下がった。これは米国債3年物利回りに0.83%を加えた利子を支払うという意味だ。
今回の発行でハンファエアロスペースは韓国国内に限られていた資金調達先を海外に広げた。韓国の金利が不利な時は海外市場を、海外調達費用が高い時は韓国市場を選ぶ形で選択肢が増えた。現在確定している追加海外債券発行計画はないが、必要な時には再び国際債券市場から資金を調達する基盤が用意されたという評価が出ている。
こうした発行が可能になった背景には格付けがある。ハンファエアロスペースは先月国際格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)からグローバル格付け「A-」を受けた。韓国の防衛産業・航空宇宙企業がS&Pのグローバル格付けを受けたのも初めてだ。業界関係者は「世界的防衛産業事業者に準じる格付け。財務健全性と資金調達能力、現金創出能力などを総合的に評価した結果」と説明した。同社が各国に防衛産業製品を輸出し積み重ねた世界的な認知度と信頼度が格付け獲得と債券発行の本質になったと分析される。
調達した資金は運営資金と既存の借入金償還などに使う計画だ。運営資金は通常、部品・原材料購入、人件費、製品生産など日常的な営業活動に使われる資金を指す。既存も借入より条件が有利ならば今回確保した資金で先に借りた資金を返す借り換えも可能だ。
ハンファエアロスペース関係者は「初めての海外公募債券発行が成功裏に終えられたのは海外の優良投資家が会社の成長性と財務健全性を高く評価した結果。安定した資金調達能力を基に世界の防衛産業・航空宇宙市場で競争力を強化したい」と話した。
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