中国広西チワン族自治区横州市の貯水池の堤防が6日に決壊し、洪水が発生した。[微博(ウェイボー) キャプチャー]
8日、国営の中国中央テレビ(CCTV)や新華社通信などによると、広西チワン族自治区横州市のヘビ養殖場が6日、集中豪雨で浸水し、飼育されていたヘビ800~900匹が逃げ出した。
逃げ出したヘビは、コブラ、キングラットスネーク、ミズヘビなどとされている。中国紙「新京報」は「40~50歳の女性1人が6日夜、ヘビにかまれて病院に搬送されたが、死亡した」と伝えた。
今回の洪水は、台風10号「メイサーク」の影響で広西チワン族自治区一帯に集中豪雨が続いたことで発生した。横州市の貯水池の堤防の一部が流失し、低地が浸水したため、ヘビ養殖場も被害を受けた。
横州市当局は救助隊員を現場に投入し、住民の避難やヘビの捕獲作業を行っている。住民には外出を控え、ヘビを発見した場合は直ちに通報するよう呼びかけているが、住民らは自主的に捕獲隊を結成し、ヘビの捕獲に乗り出した。
広西チワン族自治区では、漢方薬の原料や皮革産業などに利用するため、ヘビの大規模飼育が行われてきた。最盛期には、同自治区で飼育されていたヘビが約2000万匹に上り、中国全体の飼育数の約70%を占めていたとされる。
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