24日(現地時間)、ウクライナのドネツク州ドルジュキーウカとコスティアンティニウカを結ぶ戦線付近の道路で巡察するウクライナの軍人 [ロイター=聯合ニュース]
29日(現地時間)のロイター通信などによると、ロシア軍は最近、主要激戦地のウクライナドネツク州コスティアンティニウカで攻勢を拡大している。
コスティアンティニウカはロシアが併合を主張するドネツク州の核心防御線の一つ。ほとんどの戦線でロシア軍の進撃が停滞している状況だが、この地域では小規模な兵力が郊外浸透を試みて攻勢の程度を高めていると、ウクライナ軍指揮官は伝えた。
専門家らはロシアがエネルギー不足の中でも兵力の優位を維持しているという点が戦況に反映されていると分析した。フィンランド軍事研究団体ブラックバードグループのエミル・カステヘルミ分析家は「ウクライナによる中距離打撃の効果はロシア軍の攻勢を変えるほどではなかった」と評価した。
ロシアは後方都市を狙った空襲も続けた。
ウクライナ当局によると、この日、ドニプロ地域がロシアのミサイル攻撃を受け、民間人5人が死亡、29人が負傷した。ザポロジエではミニバスがドローン攻撃を受けて3人が死亡、子どもを含む6人が負傷した。北部スムイ州など少なくとも6つの地域も攻撃の対象となった。
ウクライナのゼレンスキー大統領は「こうした恐ろしい攻撃から国民を保護するため、さらに強力な弾道ミサイル防空網が必要だ」とし、国際社会の支援を促した。
ウクライナは最近、長距離ドローンと独自開発巡航ミサイル「フラミンゴ」を動員し、ロシア精油施設などエネルギーインフラを集中打撃している。前日にもクラスノダールとヤロスラブリ地域の精油工場を攻撃し、大規模な火災が発生した。
ロシアが実効支配中のクリミア半島は本土と連結した主要物資サプライチェーンがほとんど断絶し、事実上、孤立状態にある。幼稚園の運営とゴミ回収、現金自動入出金機(ATM)サービスなど一部の生活基盤施設の運営が中断し、公共交通の運行にも支障が生じていると伝えられた。
ロシアのプーチン大統領も前日、与党「統一ロシア」の行事で「我々は厳しい時期を迎えている」とし、エネルギー不足など一部の地域の危機状況を認めた。
双方がお互いの弱点を狙った攻勢を続けているが、停戦交渉は進展がない。米国とイランの戦闘終結合意後もホルムズ海峡の緊張が続き、米国がウクライナ戦争で積極的に仲介するのは難しいという見方が出ている。
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