米FRBのウォーシュ議長が17日に開かれた記者会見で演説している。FRBはこの日金利を据え置いた。[写真 EPA=聯合ニュース].
フィナンシャル・タイムズは21日、「ウォーシュ議長が通貨政策方向に対する事前シグナルを縮小・廃止しようとする動きが米国債市場の変動性を育て市場金利を引き上げる恐れがある」と伝えた。
ウォーシュ議長は今月の通貨政策会議で、今年と来年の金利見通しを盛り込んだドットチャートの提出を拒否した。フォワードガイダンス追加改編案を検討する特別作業班も構成すると言及した。ドットチャートやフォワードガイダンスのように金利方向をあらかじめ示す制度がむしろ通貨政策の効果を弱めさせたというのがウォーシュ議長の主張だ。
彼は「市場が中央銀行のシグナルに過度に依存し資産価格が経済ファンダメンタルズよりFRBの見通しを反映するエコーチェンバー現象が現れた」と指摘した。
債券市場では懸念の声が大きい。JPモルガン・アセット・マネジメントのボブ・ミシェル最高投資責任者(CIO)は「(政策の)透明性が低くなれば変動性が高まり、リスクプレミアムが増加して突発悪材料が多くなるのは当然のこと」と話した。
ウォーシュ議長のタカ派的(緊縮選好)動きと通貨政策疎通方式の変化は債券市場にも影響を及ぼしている。通貨政策に敏感な2年物米国債利回りは18日の取引時間中に4.22%まで上がりこの1年で最高水準を記録した。シカゴ商品取引所(CME)のFEDウォッチによると、22日基準で年内の利上げの可能性は88.6%に達した。
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