「BTS釜山(プサン)公演」を翌日に控えた11日、公演会場となる釜山市東莱区(トンネグ)のアジアード主競技場に隣接する社稷(サジク)室内体育館には、世界各地から集まったBTSファンダム「ARMY(アーミー)」がグッズを購入するため詰めかけている。ソン・ボングン客員記者
◇「人材派遣会社なのか」怒りの声も…「希望者のみ」でひとまず収束
11日、釜山市と全国公務員労働組合釜山地域本部によると、12日と13日に予定されている「BTSワールドツアーARIRANG(アリラン)IN釜山」の安全管理に人員を投入する問題をめぐり、市と所属公務員の間で対立が生じた。
今回の公演は、▷2022年10月の釜山万博誘致祈願公演 ▷今年3月にソウル・光化門(クァンファムン)広場で行われた無料カムバック公演とは異なり、有料で開催されるBTSのツアー公演だ。2日間で11万人の観客が、公演会場である釜山アジアード主競技場を訪れる。
釜山市は、会場周辺にも大勢の人出が予想されるとして、周辺の交通や歩行者の安全管理のため公務員790人を動員する計画を立てた。しかし内部では強い反発が起きた。代表的なのが、4日に匿名コミュニティ「ブラインド」に投稿された書き込みだ。釜山市職員とみられる投稿者は、「釜山市が主催するわけでもなく、無料公演でもないのに、利益を上げるための商業コンサートに公務員数百人が動員される」とし、「釜山市はHYBE(ハイブ)の人材派遣会社なのか」と問題提起した。
こうした事実が知られると、釜山市の観光部署には、「税金で働く公務員に、なぜ民間公演の周辺管理をさせるのか」という声や、「地域社会に役立つイベントなのだから、公務員も役割を果たすべきだ」という意見の電話が相次いだという。
釜山市は配置人数を790人から340人に減らし、人員確保も動員ではなく希望者を募る方式に変更した。釜山市の関係者は「幸い応募者が多く、340人を確保できた。労組の協力も大きかった」とし、「彼らは公演期間中、午前・午後のチームに分かれ、交通・歩行者の安全管理や駐車場、周辺地下鉄駅の混雑整理などを担当する。主催側も会場内外の管理のため約900人を投入する」と説明した。
この340人には、勤務時間に応じて時間外勤務手当や代休が支給されるほか、褒賞の意味合いを持つ特別休暇も与えられる予定だ。釜山市所属のある公務員は、「内部では補償の問題よりも、商業公演の安全管理に投入されること自体への問題意識が強かった。6・3地方選挙で投票所管理などの選挙業務を終えたばかりで疲労も大きく、職員の間で神経質な雰囲気が広がっていたため、より強い反発が出たようだ」と雰囲気を伝えた。
商業公演の安全管理に公務員投入…BTS釜山公演控え苦情・通報も急増(2)
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