イラン代表チームの選手らが先月29日にトルコで行われたガンビアとの親善試合を控え写真を撮影している。[写真 ロイター=聯合ニュース]
ロイター通信はホワイトハウス当局者の話として、5日夜にイラン代表選手に米国入国ビザが発給されたと報道した。これにより選手らのワールドカップ本戦出場には問題がなくなった。
しかし代表チームを運営する核心スタッフのビザが大挙拒否されたことがわかりイラン側の反発が強まっている。
イランのタスニム通信など現地メディアによると、イランサッカー協会事務局長と代表チーム団長、メディア担当官など代表チーム運営に必須の関係者12人が米国政府からビザ発給を拒否された。
◇イラン「意図的で差別的な待遇」
イランの在トルコ大使館は6日にXを通じ米国政府の措置を強く批判した。
大使館は「米国はイランサッカー代表チームに向けた意図的で差別的な待遇を最高水準に引き上げた」として糾弾する立場を明らかにした。
続けて選手のビザ発給の事実だけ公開した米国政府特使を狙い「国家代表チームの運営に必須の管理・行政スタッフと技術顧問など相当数の代表団に対するビザが拒否された事実はなぜ明らかにしないのか」と指摘した。
◇メキシコでビザ再申請推進
ビザ発給が拒否されたイラン側スタッフは迂回案を用意して米国入国を試みる計画だ。
タスニム通信によると、彼らは現地トレーニングと親善試合を行ったトルコから代表チームとともに6日に出国した後、米国国境と隣接するメキシコのティファナに移動する。その後現地で米国ビザを再申請し入国を推進する予定だ。
北中米ワールドカップG組のイランはベルギー、エジプト、ニュージーランドと予選リーグを戦う。予選リーグ3試合はいずれも米ロサンゼルス近郊イングルウッドとシアトルで開かれる。
2月28日に米国とイランの間で戦争が勃発し一時イランのワールドカップ参加自体が不透明になったが、大会不参加につながることはなかった。
ただ戦争と外交対立の余波は続いている。イラン代表チームは当初米アリゾナ州ツーソンに用意する予定だったベースキャンプの計画を撤回し、メキシコのティファナに拠点を移して大会を準備してきた。
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