韓国サッカー代表チームの洪明甫監督が16日に開かれた北中米ワールドカップ最終名簿発表記者会見で取材陣の質問を傾聴している。[写真 聯合ニュース]
「ひとまずワールドカップの1次目標はラウンド32に良い位置で進出することだ。そのような状態で進出することになれば選手たちの士気が高まるだろうと思う。その次にどんなことが起きるかはわからず、考えることもできない位置に上がるかもしれないという思いがある。1次目標はラウンド32に良い位置で進出することだ」。
――選手が成長したのが体感できたか。監督として以前(2014年)の大会と変わった点は。
「基本的に能力のある選手たちだ。代表チームというのは制限された時間でやるため少し方向性の部分が容易ではないが、どんな方向に進んで行くのか自ら成長があり共有されたと考える。経験的な側面も監督として良い選手らといたために成長したと考えている」。
――代表チームでゴールを入れるべき核心選手らが最近所属チームでの得点不振が長引いている。
「所属チームと代表チームは違うので、その部分をしっかり準備しなければならない。得点も重要だが失点しないことも重要だ。両方とも準備をしっかりしなければならないだろうと考える。フォワードのオ・ヒョンギュとチョ・ギュソンがたまに得点はしている。孫興慜(ソン・フンミン)が得点できずにいる部分に対してはロサンゼルスに行って試合を見たら(所属チームでの)位置付けがわれわれと違い下の方でやっているのでチャンスがこなかったことを目で確認した。疎通しながらどのポジションが最も適合しているのか共有してやらなければならないと考える」。
――孫興慜が最近北中米チャンピオンカップのメキシコ遠征で高地帯のため苦しんだが、共有した部分はあるか。
「孫興慜が準々決勝を終えてロスに戻り言葉を交わした。プエブラは2300メートルの高地のため試合中に大変しんどく、試合を終えた後も疲労感でつらかったという。ただわれわれが試合を行う場所(グアダラハラ)はそれほどの高地帯ではないが1600メートルに適応することも重要だと考え、選手らにも共有されるだろうと思う」。
――孫興慜にキャプテンとしてどんな役割を期待するか。
「われわれは特別に孫興慜にキャプテンをする上で注文したことはなく、これまでやってきた通りにやってくれると期待している。彼のほかに他の選手たちも自分たちの考えを遠慮なくコーチ陣に伝えて疎通する部分において円滑にうまくいったらいいだろう。本当に楽しく気楽にワールドカップを準備する時間を作りたい。選手たちは結果を予測できないが過程を楽しめば良い」。
――欧州チャンピオンズリーグ決勝を控えたイ・ガンイン、米国で活躍する孫興慜をはじめとして完全体になるまでに時間がかかると思うが、合流のタイミングにともなう計画は。
「われわれは今回の移動を第1陣、第2陣に分かれて進める。第1陣は18日にKリーグとすべてのスタッフが移動する。FIFAの規定上、欧州で活躍する選手は24日からトレーニングが可能で、24~25日ごろ、イ・ガンインはもう少し遅く合流する計画だ。ソルトレイクシティは1500~1600メートルの高地だが、初めの2~3日間はコンディションを見守らなければならず、強いトレーニングをできないだろう。個人ごとに異なるオーダーメード型を準備する予定だ。2~3日後からは第1陣がトレーニングを始める。欧州からの選手たちもやはり2~3日ほど高地帯で適応した後でトレーニングを進めると思う。われわれは(A組なので)試合の日が前半にあり多くのことをできないと思い関連したトレーニングプログラムを準備している。1次、2次の高地帯適応を終えることが重要な部分でチームの戦術的な部分を準備する考えだ」。
――FIFAランキングがとても低いエルサルバドル(100位)、トリニダード・トバゴ(102位)と最終親善試合をするのではないかとの話も出ているが。
「親善試合2試合を考える過程でかなり条件が合わず相手を押さえにくかった。ソルトレイクシティではなく他の地域に行ってもう少し良い相手とすることはできたが、われわれの本戦最初の試合が高地帯のグアダラハラで開かれる。準備過程で練習試合を他の地域でするのは効率的でないと考えて2チームとすることにした。できなければクラブチームともやらなくてはとの考えがあった。ファンがそのように考える部分も理解するが、われわれの立場では最後的にエルサルバドルとできることになり幸いだった」
――最初の試合まで3週間半にわたり長期合宿をする。選手たちに言いたいことは。
「別の見方をすれば試合を準備するにあたりこれまでなかった時間ができて幸いな側面もあるが、その時間がちょっと困難を経験するという思いもある。そこで協会レベルで家族(の帯同)と関連して準備していると聞き、気遣いを多くしてくれると考える。以前より考えやそうした部分をもう少し積極的にチームに反映するだろう。そのような経験はだれかに言われてやるのでなく、より主体的に動いて考えや意見を反映する計画だ」
――個人的に曲折が多かった2年間の旅程だった。本戦を控え応援が必要な状況でファンらに頼みたい点は。
「もうワールドカップが始まる。私は監督として最後までこのチームを守るだろう。知っての通り選手たちがもう少し良い勢いでワールドカップに行けるようファンたちが選手たちに大きな声援と力を送ってくれればと願っている」。
<サッカー>韓国代表チーム監督「変数多いワールドカップで異変起こす…ベスト32は1次目標」(1)
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