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板門店ではなく北京経由で…金正恩委員長、女子サッカー代表を韓国に送る思惑(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

北朝鮮のネゴヒャン女子サッカー団。[写真 EPA=聯合ニュース]

北朝鮮の女子サッカーチームが20日に韓国・水原(スウォン)で開かれるアジアサッカー連盟(AFC)女子チャンピオンズリーグ(AWCL)出場に向け韓国を訪問する。予想と違い韓国で開かれる試合に参加するのは正常国家イメージ構築に余念のない金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が今大会を通じて国際社会に「女子サッカー強国」のイメージを印象づけさせようとする意図が背景にあるだろうとの分析が出ている。同時に韓国との平和的イベント演出なく試合にだけ参加し「敵対的な両国関係」を視覚的に強調させるものとみられる。

韓国統一部によると、北朝鮮の「ネゴヒャン女子サッカー団」はAFC女子チャンピオンズリーグ準決勝戦参加に向け中国の北京を経て17日午後に中国国際航空便で仁川(インチョン)国際空港を通じ韓国入りする。今回訪韓する選手団の規模は選手27人、スタッフ12人の39人だ。女子サッカー団は1日にAFCに試合出場を通知したという。


選手らは20日に水原総合運動場で韓国の水原FCウィメンと決勝行きのチケットをめぐり激突する。南北の女子サッカークラブチームによる試合が韓国で開かれるのは初めてだ。ネゴヒャン女子サッカー団は訪韓期間中水原ノボテルアンバサダーホテルに滞在する予定だ。統一部当局者によると、慣例上水原FCウィメンの選手団も同じホテルに滞在するが、食事場所や移動ルートなどは分離しているという。


両チームは昨年11月にミャンマーで開かれたグループリーグでも対戦しており、ネゴヒャン女子サッカー団が3-0で勝利した。ネゴヒャン女子サッカー団が今回も勝利して決勝に進出すれば、23日の決勝戦まで行った後、24日に出国する。準決勝で敗北すれば21日に出国する予定だ。

ただ一部では北朝鮮がAFCに出席の意思と選手団名簿を通知したのとは異なり不参加の可能性も残っているとの見方が出ている。選手団名簿や入国方式など関連事案に対する疎通が南北間の直接協議ではなく北朝鮮サッカー協会とAFC、大韓サッカー協会を通じて行われている上に、最終入国が確定する17日まで時間が多く残っているという理由からだ。

ネゴヒャン女子サッカー団は北朝鮮の消費財企業「ネゴヒャン」の後援を受ける企業型スポーツ団だ。平壌(ピョンヤン)を縁故地として2012年に設立され、相当数が最近年齢別女子サッカー国際大会での優勝を経験した国家代表級選手で構成されている。2021~2022シーズンに北朝鮮1部リーグ優勝を基点に朝鮮人民軍が運営する伝統の強豪である4・25体育団を超え新興強者に浮上しているというのが韓国統一部の説明だ。


板門店ではなく北京経由で…金正恩委員長、女子サッカー代表を韓国に送る思惑(2)

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