27日にニューヨークの国連本部で第11回核拡散防止条約(NPT)評価会議が開かれ他。[写真 韓国外交部]
バーコウィッツ次官補はこの日、米上院軍事委員会小委員会の公聴会出席に先立ち提出した書面答弁で、「われわれの競合国はミサイルと航空戦力を拡大して多角化し、その精巧さを高めている」としてこのように話した。彼は中国と北朝鮮、ロシアを順に取り上げ、これらの国が核やミサイル戦力を拡大していると指摘した。
バーコウィッツ次官補は「中国は核とミサイル戦力を急速に拡張している。核弾頭と在来式弾頭を搭載した新しい大陸間弾道ミサイル(ICBM)、極超音速滑空体、米本土と米軍を脅かす別の先端システムを開発している」と話した。ロシアと関連しては「相当なミサイルと統合防空ミサイル防衛(IAMD)能力を保有している」と話した。
またバーコウィッツ次官補は北朝鮮に対し「核、ミサイル、空中武器を持続的に増やし、米本土と軍、同盟国に直接的な脅威になっている。北朝鮮の戦域級ミサイルは韓米日の領土を脅かし、北朝鮮のICBMは米本土を打撃する能力がある」と評価した。これはゴールデンドームが必要である点を強調するための発言だったが、北朝鮮の核能力高度化に警戒感を示したものとも読み取れる。
この日ニューヨーク国連本部で始まったNPT評価会議でも北朝鮮の核に対する懸念が続いた。フランスのバロ外相は一般討議で、「北朝鮮の核開発計画による脅威はすべてのNPT当事国が容認できない水準」と話した。グテーレス国連事務総長も条約と関連し「相互信頼は弱まり核拡散の動因は加速化している」と懸念を示した。
韓国政府の北朝鮮の核問題首席代表を務める韓国外交部の鄭然斗(チョン・ヨンドゥ)戦略本部長も会議の基調演説を通じ、「北朝鮮はNPT体制の恩恵を得ながらも脱退を宣言し公開的に核兵器開発を持続する唯一の事例。非拡散体制に対する最も緊急な挑戦」と明らかにした。鄭本部長は「NPT体制を守ろうと考えるすべての国は条約への復帰だけが安全保障と繁栄を保障できるという明確なメッセージを送らなければならない。ロシアが国連安保理決議に違反する北朝鮮との不法な軍事協力を中断することを促す」と話した。
鄭本部長は、韓半島(朝鮮半島)の完全な非核化が韓国政府の目標である点を強調しながら、北朝鮮の核問題と関連し、中断、縮小、廃棄の段階別の非核化案を履行するという意向を明らかにしたと外交部は伝えた。韓国政府はNPT評価会議で非核化基調を維持し、平和的原子力利用分野に寄与するという意志を強調する方針だ。
鄭本部長は24日にフッカー米国務次官と両国間の懸案を話し合い、原子力潜水艦関連の後続協議についての内容にも言及したという。これと関連し外交部当局者は、「鄭本部長とフッカー次官がさまざまな2国間問題と地域問題を協議し、韓米関係強化に向けて必要な協議を持続していくことにした」と明らかにした。
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