李在明(イ・ジェミョン)大統領が投稿した該当のソーシャルメディアの内容。
今年初めから、李大統領のSNSメッセージ発信が目に見えて増えている。大統領のSNSは国民との直接的なコミュニケーション手段にもなり得るが、大統領の発言が持つ重みゆえに、誤解を招く素地も大きく、リスク要因も大きい。SNSメッセージは短文であり、一瞬にして拡散されるためだ。ましてや純粋な国内問題を越え、外国政府や国民が関わるメッセージはなおさらだ。大統領の見解は、当該国の公式な立場として理解される傾向がある。今回の件だけでも、イスラエル外務省が強く抗議してきたことで、外交摩擦にまで発展した。韓国外交部は、普遍的人権に対する信念を表明した文章の意図が誤解されたことに対して遺憾を表明しつつも、ホロコースト被害者への哀悼の意を明らかにして収拾に乗り出している。李大統領は今年2月にも、カンボジア内の中国犯罪組織に関する記事を共有し、「韓国人に手を出せば身を滅ぼすことになる」というメッセージを現地語で投稿し、カンボジア側から抗議を受けていた。
今回の事案を契機に、大統領のSNSメッセージ発信システム全般を点検し、誤った部分は直ちに正す必要がある。不必要な外交摩擦にまで発展した今回の事案一つ取ってみても、大統領が公式アカウントに事実と異なる内容を投稿するまで、*青瓦台(チョンワデ、大統領府)内部で検証したり補佐したりする過程は全くなかった。青瓦台は大統領のメッセージ伝達体系を整備すべきだ。イラン戦争の行方に国益がかかっている敏感な時期であるだけに、世界中の人々が目にするソーシャルメディアで、大統領が意見を明らかにして副作用を招くようなことが繰り返されてはならない。
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