10日、平壌で会った北朝鮮の金正恩委員長(右)と中国の王毅外相 [写真 中国外務省ホームページ]
2人の会談は来月のトランプ米大統領の訪中を控えて行われ、その背景に関心が集まっている。国際社会では来月の米中首脳会談をきっかけに朝米対話が再開される可能性があるという見方が出ている。
このため王外相の北朝鮮訪問は両国関係の活性化だけでなく、米中首脳会談で議論される韓半島(朝鮮半島)問題を朝中間で事前調整するためという分析もある。
この日の中国新華社通信によると、金委員長は平壌(ピョンヤン)朝鮮労働党庁舎で王毅外相と会い、「現在の国際情勢の混乱と急速な変化の中で朝中関係を持続的に深化・発展させることが両国の共同利益に合致し、これは北朝鮮の確固たる意志と従来の政策」と述べた。続いて「高官級交流と戦略的意思疎通を強化して互いに支援しながら各自の社会主義事業を発展させ、両国国民の福祉と世界の平和・安定のために相応の役割を果たす用意がある」と話した。台湾に関しては「国家主権と領土の完結を守護する中国の正当な立場とすべての努力を断固支持する」と強調した。
これに対し王外相は「混乱している国際情勢の中で中国と北朝鮮は各自の主権・安保・発展の利益を確実に守護すると同時に、重大な国際および地域事案での意思疎通と調整を強化し、広範囲な開発途上国の共同利益を守護し、世界の平和・発展を守護するのに寄与しなければいけない」と呼応した。最近、米国-イラン戦争などで不安定になった国際情勢の中で両国間の協力を強調したのだ。
専門家らは「公開された発言では朝中協力を強調したが、米中首脳会談を控えて北の立場に関する説明を伝達した可能性もある」とし「このほかにも最近の両国交流再開の流れをより一層活性化する案が深く議論されたはず」と分析された。実際、北京・平壌間の国際旅客列車と中国国際航空の航空便が往来を再開するなど、最近は両国交流が活発になっている。
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