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サムスンバイオロジクス、米国内で初の生産拠点を確保

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

3月31日(現地時間)、米メリーランド州ロックビルのバイオ医薬品生産施設で開かれた買収完了式で出席者が記念撮影をしている。前列左側5人目から順に康京和(カン・ギョンファ)駐米韓国大使、ジョン・リム・サムスンバイオロジクス代表、ウェス・ムーアメリーランド州知事、エイプリル・デラニー米連邦下院議員。 [写真 サムスンバイオロジクス]

サムスンバイオロジクスが先月31日(現地時間)、米メリーランド州ロックビルにあるグラクソ・スミスクライン(GSK)バイオ医薬品生産施設の買収作業を最終完了し、米国内に初めて生産拠点を確保した。

この日、現地で開かれた買収完了式にはサムスンバイオロジクスのジョン・リム代表をはじめ、康京和(カン・ギョンファ)駐米韓国大使、ウェス・ムーアメリーランド州知事、エイプリル・デラニー米連邦下院議員らが出席したと、サムスンバイオロジクスは明らかにした。昨年12月に2億8000万ドル(約445億円)を投入して買収契約を締結し、買収の主体はサムスンバイオロジクスの米国子会社「サムスンバイオロジクス・アメリカ」。関税リスクを解消したサムスンバイオロジクスはグローバル顧客の確保に速度を出す計画だ。


米ロックビル工場は計6万リットル規模の原料医薬品(DS)生産工場で、2つの製造棟で構成されている。施設内には臨床段階から商業生産まで多様な規模の抗体医薬品生産が可能なインフラが整っている。今回の買収を通じてサムスンバイオロジクスのバイオ医薬品生産能力は従来の78万5000リットルから84万5000リットルに増えた。


サムスンバイオロジクスは現地専門人材およそ500人全員の雇用を継承し、韓国松島(ソンド)と米ロックビルの生産拠点を統合して従来の製品を生産し、本格的に新規受注を拡大する計画だ。中長期の需要と稼働状況を考慮してロックビル工場の生産能力拡大や技術高度化のための追加投資も検討することにした。

昨年サムスンバイオロジクスは売上高(連結基準) 4兆5570億ウォン(約4770億円)、営業利益2兆692億ウォンと過去最高業績となり、国内製薬・バイオ業界で初めて営業利益が2兆ウォンを超えた。1年間に1兆ウォン以上の受注契約を3件締結し、年間受注金額は6兆ウォンを上回った。

今年は顧客の需要を満たすために仁川松島に位置する第2バイオキャンパスの第5工場を本格稼働し、第6工場着工と第3キャンパス造成を準備する予定だ。サムスンバイオロジクスは昨年11月、2487億ウォンを投入して第3キャンパスの敷地を確保し、2034年までに細胞・遺伝子治療剤、抗体ワクチンなど次世代医薬品開発・製造設備を構築することにした。グローバル製薬会社イーライリリーと提携し、有望バイオ企業育成のためのオープンイノベーションプログラム「リリーゲートウェイラボ(LGL)」の国内拠点も設立する計画だ。

ジョン・リム代表は「米国内の生産設備の買収はグローバル生産拠点の拡大に向けた意味のある進展」とし「ロックビル施設の専門人材と共に安定した供給体系を継続する」と明らかにした。



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