31日(現地時間)、オーストリア・ウィーンで行われた韓国-オーストリアの評価試合でシュートを外して悔しがる孫興慜(ソン・フンミン) [聯合ニュース]
洪明甫(ホン・ミョンボ)監督が率いる韓国代表(FIFAランキング22位)は1日(日本時間)、オーストリア・ウィーンのエルンスト・ハッペル・スタジアムでオーストリア代表(24位)と評価試合を行い、0-1で敗れた。先月29日に英ミルトン・ケインズでコートジボワール代表に0-4で完敗した韓国代表は今回のオーストリア戦を含めて2連戦を無得点・5失点の2敗連で終えた。
一方、日本(FIFAランキング19位)は同じ日「サッカーの聖地」ウェンブリーで行われた評価試合でイングランドに1-0で勝利し、ロンドンに衝撃を与えた。先月29日のスコットランド戦の1-0勝利に続いて欧州遠征2試合ともに無失点勝利だ。「今回のW杯の目標は優勝」という日本の野望が決して虚言でないことを証明したのだ。
韓国と日本はこの日、ともにスリーバックの3-4-3フォーメーションを稼働したが、結果と内容は雲泥の差だった。
韓国が今回対戦したオーストリア代表は、北中米W杯グループリーグで対戦する欧州プレーオフパスDの勝者を想定した相手だった。オーストリア代表は北中米W杯欧州予選H組を1位で通過したチームだ。
洪明甫監督はコートジボワール戦の大敗による批判世論にもかかわらず、スリーバックを維持した。コートジボワール戦で風邪と足首の痛みのため交代出場した孫興慜(ソン・フンミン、ロサンゼルスFC)と李康仁(イ・ガンイン、パリ・サンジェルマン)が先発で出場した。全体的にラインを下げて逆襲を狙ったものの攻撃の展開が滑らかでなく、守備は数が多くても不安だった。
前半16分に李韓汎(イ・ハンボム、ミッティラン)のスルーパスを受けた孫興慜が左足でシュートを放ったが、枠から外れた。前半22分、DF金朱晟(キム・ジュソン、広島)が着地の過程で倒れてひざを痛め、金太鉉(キム・テヒョン、鹿島)と交代する変数が生じた。
前半はシュート数が6対1と優勢だった韓国は、後半4分に1発で崩れた。ザベル・シュラーガー(ライプツィヒ)のマイナスのクロスからマルセル・ザビッツァー(ドルトムント)がワンバウンドシュートを放ち、韓国のGK金承奎(キム・スンギュ、東京)が飛び込んだが防げなかった。オーストリアは最初の有効シュートが得点につながった。
後半、韓国が何度か失点危機を迎えた。攻撃への転換が滑らかでなく、逆襲では孫興慜と李康仁だけが攻撃に加担した。後半16分、李康仁が右サイドにパスを出し、薛永佑(ソル・ヨンウ、ズベズダ)のクロスを孫興慜が左足で合わせたが、ゴール横に外れた。
後半28分、李康仁が守備の後ろの空間にスルーパスを出し、孫興慜が強いシュートを打ったが、GKの手にかかった。交代で入った呉賢揆(オ・ヒョンギュ、ベシクタシュ)が逆襲のチャンスで自信を持って右足で強烈なシュートを放つと、ボールはGKの体に当たってゴールの方に転がったが、GKがすぐに捕球した。
一方、イングランド代表と対戦した日本代表は鋭かった。イングランドはハリー・ケイン(バイエルン、ミュンヘン)が抜けたが、コール・パーマー(チェルシー)、フィル・フォーデン(マンチェスターシティ)らが出場した。
前半23分、日本が見せた電光石火のような逆襲は完ぺきに近かった。中村敬斗(ランス)のクロスをゴール前に走り込んだ三笘薫が右足で合わせてゴールを決めた。イングランドプレミアリーグのブライトンに所属する三笘がイングランドの心臓部に一撃を加えた。
前半41分、上田綺世(フェイエノールト)のシュートはクロスバーに当たった。日本のGK鈴木彩艶(パルマ)がイングランドの波状攻撃を防ぎ、日本がサッカーの聖地ウェンブリーでイングランドを倒した。日本はAマッチ5連勝で、最近の4試合は無失点だ。
韓国-オーストリア戦を中継した李根鎬(イ・グノ)解説委員は「W杯予選から多くの試合をしてきたが、W杯まで3カ月も残っていない時点で『自分たちのものがない』とうのが悲しい現実だ。確実なプランAが完成してW杯を準備するべきだが、まだ何かを探している感じがする」と指摘した。
所属チームと違い代表チームは招集期間が短い。選手がスリーバック戦術の消化に苦労しているだけに、W杯本大会ではもう少しシンプルで慣れているフォーバックにするべきだという声も出ている。洪明甫監督の韓国代表はスリーバックを6カ月間ほど準備した半面、日本は同じ戦術を6年近く磨き上げてきた。チャン・ジヒョン解説委員も「自分たちに合う服が何であるかを考えなければいけない」と助言した。
この記事を読んで…