米国ではなくメキシコでのグループリーグ開催を希望しているイラン。ロイター=聯合ニュース
イランサッカー協会のメフディ・タージ会長は17日(現地時間)、在メキシコ・イラン大使館のソーシャルメディア(SNS)を通じて発表した声明で、「ドナルド・トランプ米国大統領がイラン代表チームの安全を保障できないと明示的に明らかにした以上、我々は絶対に米国へは行かない」と表明した。続いて「我々は現在、国際サッカー連盟(FIFA)と協議し、イランのW杯の試合をメキシコで開催する案を議論している」と付け加えた。北中米W杯は米国、メキシコ、カナダの3カ国が共同開催する大会だ。
今回のW杯でベルギー、エジプト、ニュージーランドとともにグループGに編成されたイランは、予定通りであればすべてのグループリーグの試合を米国で行わなければならない。現地時間6月15日に米国カリフォルニア州イングルウッドでニュージーランドと初戦を行い、21日にベルギーと同じ場所で第2戦を繰り広げた後、26日にワシントン州シアトルでエジプトとの最終戦に臨む日程となっている。
これに先立ち、トランプ大統領は「彼らの生命と安全のために」イランがW杯に参加することは「適切ではない」と述べていた。メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領は、このようなイランサッカー協会の提案に対し、「FIFAが同意するなら、イランの試合がメキシコで行われることに何ら問題はない」と語った。
しかし、イランがメキシコでグループリーグを行う可能性は、現在のところ高くはない。大会開幕まで3カ月も残っていない状況で、試合スケジュールを再調整することは容易ではないためだ。FIFAの報道官は同日、AFP通信に対し「イランを含むすべての参加加盟国と定期的に意思疎通を図り、W杯の計画を議論している」としながらも、「FIFAはすべての参加チームが2025年12月6日に発表された試合日程に従って試合を行うことを期待する」と述べた。
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