7日午後、イスラエルの空襲で炎に包まれたイラン・テヘランの石油貯蔵施設 [AFP=聯合ニュース]
イランのカリバフ議会議長は10日(現地時間)、ソーシャルメディアXに「我々は決して休戦を望まない」とし「二度と我々の愛するイランへの攻撃を考えないほど侵略者らが教訓を得るよう彼らの口をふさがなければいけない」と投稿した。
また「イランは『戦争-交渉-休戦、そしてまた戦争』という流れを切ることを望む」とし、この循環はイスラエルが主導権を主張する時に使う手だと指摘した。
カリバフ議長のこうした発言は、トランプ大統領がこの日、フロリダで開いた記者会見で「イラン戦争はもうすぐ終わる」とし、長期戦の懸念を払拭した後に出てきた。
イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)もこの日の声明で「戦争の終結を決めるのは(米国でなく)我々」とし「米国とイスラエルの攻撃が続けば、同地域から1リットルの石油輸出も許さない」と強調した。
イランのアラグチ外相は米PBS放送のインタビューで「3回の交渉後、米国交渉団は大きな進展を遂げたと話したが、彼らは我々を攻撃することを決めた」とし「これ以上、米国との対話が我々の議題になることはない」と述べた。
◆イラン軍「イスラエル精油施設報復攻撃」
イラン軍はこの日、米国・イスラエルによるテヘラン周辺の主要石油貯蔵庫爆撃に対する報復として、イスラエル産業都市ハイファの精油施設などを自爆ドローンで打撃したとも発表した。ハイファ精油施設はイスラエル内のガソリンの50%、ディーゼルの60%を供給する核心施設だ。
イラン軍は「米国と『児童を殺害するシオン主義者政権』の犯罪者に対抗する戦いは真実が偽りに最終的に勝利するまで続くだろう」と声を高めた。
エルサレムポストなどによると、イランの今回の報復攻撃でイスラエル精油施設も一部被害を受け、送油管点検と施設防護業務に投入された現場職員3人が死亡したことが確認された。
ハイファ湾の精油施設を運営するバザングループは「イランのドローンおよびミサイル攻撃により施設内の送電線とパイプラインの一部が局地的な被害を受けた」としながらも「核心精製施設は依然として稼働中」と説明した。
イランのIRNA通信は、7日夜から8日未明にかけてテヘラン北西部のシャフラン石油貯蔵所と南部精油団地レイ地域の燃料貯蔵庫、西側郊外カラジなどの燃料貯蔵施設が米軍とイスラエル軍の集中空襲を受けたと伝えた。空襲で石油貯蔵施設が爆発して有毒ガスが広がり、ソーシャルメディアには黒い雲に覆われたテヘランで強酸性の黒い「油の雨」が降るというコメントと共に写真が載せられた。
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