SKハイニックスが開発した10ナノ級第6世代DRAM「1c LPDDR6」。[写真 SKハイニックス]
LPDDRはスマートフォン・タブレットなどに使用される次世代モバイルDRAMで、電力消費量を最小化するために低電圧で作動する。1c工程を適用したLPDDR6は、サーバーを経由せずに機器自体で人工知能(AI)サービスを具現する「オンデバイスAI」スマートフォンやタブレットなどに主に使われる。
これに先立ち、サムスン電子は昨年11月、第5世代(1b)工程のLPDDR6を世界で初めて披露し、全米民生技術協会(CTA)が選定する「CESイノベーション賞」を受賞している。
SKハイニックスの第6世代LPDDR6は、単位時間当たりの転送データ量を増やせるよう帯域幅を広げ、従来のLPDDR5比でデータ処理速度が33%向上した。モバイル環境に応じて周波数と電圧を調節する動的電圧・周波数スケーリング(DVFS・Dynamic Voltage and Frequency Scaling)技術を適用し、電力消費量も20%以上削減した。ゲームのように高スペックが必要な時は最高帯域幅を活用し、平常時には周波数と電圧を低くする方式だ。動作速度は基本10.7Gbps(1秒間に10.7ギガビット)で、従来製品の最大速度を上回る。
SKハイニックスは「1c LPDDR6が適用されたモバイル機器は、以前よりもバッテリー使用時間が長くなり、最適化されたマルチタスクが可能になる」とし、「上半期中に量産準備を終え、下半期から製品を供給する予定だ」と述べた。
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