22日の朝鮮労働党第9回代表大会で金正恩委員長が党総書記に再推挙された。[写真 朝鮮中央通信]
労働新聞は23日、第9回党大会4日目の前日の会議で138人の中央委員と111人の候補委員を全員賛成で選出した、と報じた。北朝鮮で高位職抜てきの必須関門と見なされる党中央委員名簿は、5年前の第8回党大会の名簿と比較して73人が入れ替わった。
目を引くのはパルチザン第2世代を代表する崔竜海(チェ・ヨンヘ)氏の脱落だ。パルチザン出身の崔賢(チェ・ヒョン)元人民武力部長の息子の崔竜海氏は2019年から7年近く北朝鮮公式儀典序列2位にあたる最高人民会議常任委員長を務めたが、今回は候補委員名簿にも名前が入らなかった。
軍部権力の中心軸も移動した。金正恩体制で軍序列1・2位を争った朴正天(パク・ジョンチョン)党書記と李炳哲(イ・ビョンチョル)党軍需政策担当総顧問が共に中央委員から抜けた。このほか代表的な「対南通」に挙げられる金英哲(キム・ヨンチョル)党顧問と李善権(イ・ソングォン)党第10局(旧統一戦線部)部長らも名簿から消えた。慶南大のイム・ウルチュル極東問題研究所教授は「崔竜海氏を排除したのは金正恩委員長が先代に依存せず独り立ちすることを宣言するもの」とし「今後、金正恩委員長が自ら抜てきした人物を中心に権力が再編されるだろう」と評価した。
実際、中央委員名簿には金正恩委員長が外相に抜てきした崔善姫(チェ・ソンヒ)氏のほか、趙春龍(チョ・チュンリョン)党軍需工業部長、朱昌日(チュ・チャンイル)党宣伝扇動部長、韓光相(ハン・グァンサン)党軽工業部長らが新たに名を連ねた。
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