サッカー韓国代表のFW黄喜燦(ファン・ヒチャン)。ロイター=聯合ニュース
ファン氏は19日、自身のSNSを通じ、所属事務所「BtheHC」名義の公式立場文を発表し、「最近発生した論争によりご心配をおかけした点、所属事務所の総責任者として心よりお詫び申し上げる」と明かした。
ファン氏は同日、当該の業者を相手取り、虚偽事実による名誉毀損および詐欺容疑などで告訴状を提出したと明らかにした。また、関連疑惑を報じたメディアに対し、訂正報道を求める公文書を送付したと付け加えた。同氏は「有名人を標的にした悪意のある陰湿な攻撃を行う慣行を根絶するため、厳重に法的責任を問う」と強調した。
今回の騒動は、車両エスコートサービス業者「バハナ」による主張と報道から始まった。報道によると、バハナ側は2024年に黄喜燦側と広報および車両支援契約を締結し、約1年間にわたり多数の高級車を提供した。提供車両にはフェラーリSF90、フェラーリ・プロサングエ、ランボルギーニ・ウルス・ペルフォルマンテ、ベントレー・コンチネンタルGTなど、数億ウォン相当の車両が含まれていたとされる。
バハナ側は、昨年5月にソウル・永東(ヨンドン)大橋付近でフェラーリが停車した後に現場を離脱したと主張し、接触事故後の処理を業者が担ったと説明。さらに、繰り返される車両破損や契約上の広報義務不履行、契約範囲を超えた要求などがあったと訴えている。
これに対し、黄喜燦側は「無償サービスの詐取およびパワハラ」疑惑を全面否定した。ファン・ヒジョン氏は「家族へのエスコートサービスは契約書に明示された公式の業務範囲内だ」とし、「それ以外の不当な要求などのパワハラは断じてなかった」と反論した。
「スーパーカー要求」疑惑についても事実ではないと一蹴。運転中に発生した事故は契約に基づき保険処理を完了しており、相手業者が「被害事故」まで合算して事故規模を実際より膨らませたと主張した。ただし、「理由の如何を問わず事故の発生については深く反省しており、今後は安全運転に細心の注意を払う」としている。
広報義務の不履行についても、「契約上の義務を果たすため相手業者と緊密に意思疎通を図ってきており、約束された履行を回避した事実は一切ない」と断言した。
事務所によると、両者の契約は2025年8月に終了し、同年10月に合意の下で協力を終えたという。この契約は「選手の肖像権」と「エスコートサービス」を無償で交換する方式だったとの説明だ。
黄喜燦側は協力終了の背景として、契約主体の2025年3月における廃業事実の隠蔽、賃金未払いおよび代表取締役の個人債務などの財政悪化、選手の肖像権無断盗用(中古車販売・投資誘致への活用)、業者代表の過去の犯罪歴などを挙げた。
ファン・ヒジョン氏は「不必要な論議により、応援してくださる方々の心を傷つけてしまい心が重い」とし、「透明性のある法的対応を通じ、速やかにすべての疑惑を解消する」と締めくくった。
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