米国のドナルド・トランプ大統領が3日(現地時間)、ホワイトハウスで記者団と話を交わしている。AP=聯合ニュース
トランプ大統領は3日(現地時間)、ホワイトハウスで記者団に対し、自身がエプスタインと関連があるという話は「私を標的にした陰謀論だ」と述べた。膨大な分量の司法省のエプスタイン捜査資料が公開されたにもかかわらず、本人が関与した証拠が出てこなかったため、自信を表したものとみられる。トランプ大統領は続けて「今はヘルスケアや人々が関心を寄せる他の事柄に移るべき時だと思う」と付け加えた。
また「私は汚れが渦巻くエプスタインの島に行ったことは一度もなく、腐敗した民主党員とそのスポンサーたちは行っていた」と主張した。あわせて、自身の関与説を提起する人々を対象に訴訟を起こすとすごんだ。トランプ大統領は前日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」でも、エプスタインと自身の関連性を主張した作家マイケル・ウォルフ氏について「不道徳なうそつき」と非難した。
トランプ大統領はこの日、エプスタイン関連の質問をしたCNNのホワイトハウス首席記者ケイトラン・コリンズ氏に対し、侮辱的な発言を浴びせたりもした。トランプ大統領はコリンズ氏に対し「若い女性なのになぜ笑わないのか」「あなたが笑わない理由は、真実を語っていないからだ」「あなたは最低の記者だ」と非難を浴びせた。
◇欧州王室関係者、エプスタインと親交あった…次々と明るみに
エプスタイン文書により、欧州諸国の王室もひっくり返るほどの大騒動となっている。欧州王室関係者とエプスタインの親交をうかがわせる証拠が次々と発見されたためだ。
BBCによると、故エリザベス2世英女王の次男アンドルー元王子の元妻、セーラ・ファーガソン氏はエプスタインを「兄さん(Brother)」と呼び、家賃約2万ポンド(約428万円)を滞納しているとして助けを求めるメールをやり取りしていた。昨年10月、アンドルー氏がエプスタイン関連のセックススキャンダルによってすべての勲爵を剥奪された際、セーラ氏も1996年の離婚後も維持していたヨーク公爵夫人の地位を喪失した。アンドルー元王子は最近、エプスタインのニューヨーク邸宅と推定される場所で、横たわっている女性の体に手を置いている写真が公開され、波紋が広がっていた。
ノルウェーのホーコン王太子の妻、メッテ=マリット王太子妃は、エプスタイン文書に名前が少なくとも1000回以上登場したことで冷や汗を流している。王太子妃は直ちに「判断力が不足しており、エプスタインと接触したことを深く後悔している」と謝罪したが、論争は依然として続いている。
ベルギーのフィリップ国王の弟、ロラン王子も「1990年代初頭と2000年代初頭にエプスタインと非公開の面会が2回あった」と認めた。しかし、公的な行事では会ったことがないと線を引いた。
これに関連し、ポーランド政府はエプスタインの「ロシアスパイ説」について調査を行う予定だ。「スパイ説」は先月30日、米司法省が追加公開した文書に、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の名前とモスクワがそれぞれ数千回ずつ登場したことで浮上した。
一方、北朝鮮専門メディア「NKニュース」によると、エプスタインは北朝鮮事業にも関心があったものとみられる。エプスタインは2013年、フランスのニコラ・サルコジ前大統領の補佐官とメールをやり取りした際、「北朝鮮に関心があるか」という質問に「大いにある」と答えていた事実がある。米司法省の公開文書には、エプスタインが北朝鮮情勢に関する複数のニュースレターや記事のリンクを受け取っていた事実も言及されていると、NKニュースが伝えた。
ヘッジファンドマネージャー出身のエプスタインは、1994〜2004年に米領ヴァージン諸島にある所有島に有力者を招待し、未成年者を含む女性との性売買を斡旋(あっせん)した。2019年にニューヨークの拘置所で死亡したが、政官界の性接待リストが存在するという疑惑などが絶えず提起されている。
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