24日(現地時間)、米国ワシントンDCの連邦緊急事態管理庁(FEMA)本部で開かれた記者会見で、クリスティ・ノーム国土安全保障長官がミネソタ州ミネアポリスで発生した民間人銃撃死亡事件について会見を行っている。ノーム長官の横には、死亡した男性が所持していたとされる拳銃の写真が表示されている。AP=聯合ニュース
民主党はこの日、声明を出し、「米国人に向けられた国土安全保障省の制御不能な暴力は、今すぐ止めなければならない」とし、「クリスティ・ノームは即刻解任されるべきだ。さもなければ、我々は下院で弾劾手続きに入る」とした。
トランプ大統領はノーム長官の更迭の可能性は一蹴したが、現場で取り締まり責任者の役割を担ってきた国境警備隊のグレゴリー・ボビーノ司令官は別の人物に交代される予定だとニューヨーク・タイムズ(NYT)は報じた。CNNも「ボビーノ司令官をはじめとする一部の捜査官がミネソタの取り締まり現場を離れ、それぞれの管轄区域に戻る予定だ」と伝えた。
ボビーノ隊長の交代は、強圧的な移民取り締まり活動の過程で米国市民2人が銃撃を受けて死亡する事件が相次ぎ、世論が悪化して反政府デモが全米に拡散する兆しを見せたことから、事態の収拾を図る試みではないかと解釈される。
◇バイデン氏「我々自身を示す時」…「抵抗」を呼びかけ
ジョー・バイデン前大統領もトランプ政府に批判の声を上げ、米市民に抵抗への参加を呼びかけた。バイデン氏はこの日、ソーシャルメディアの「X(旧ツイッター)」への投稿を通じて、「我々は路上で市民を銃で撃ち殺すような国ではなく、憲法的権利の行使を理由に市民が残酷に扱われることを許容する国でもない」とし、「暴力と恐怖は米国に居場所はない」と強調した。続けて「我々全員、全米が立ち上がって声を上げれば、いかなる個人も米国の価値を破壊することはできない」とし、「我々は自分たちが何者であるかを知っている。今こそ世界に、そして我々自身に示す時だ」と述べた。
これに先立ち、バイデン氏と同じ民主党所属の元大統領、バラク・オバマ氏やビル・クリントン氏も25日に声明を出し、「不条理に立ち向かって声を上げ、政府に責任を問うことは、最終的に我々一人ひとりに懸かっている」「我々全員が立ち上がって発言し、我が国が依然として『我々米国国民』のものであることを示さなければならない」として、抵抗に立ち上がるよう訴えた。
トランプ氏、国土安全保障長官の解任説を一蹴…民主党は「弾劾を推進」(1)
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