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「ピッ」米移民取り締まりへの抵抗、象徴となったホイッスル

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

9日、米ミネソタ州ミネアポリスのホテル前で、デモ参加者がホイッスルを吹いている。[ロイター=聯合ニュース]

トランプ政権の移民取り締まり強化政策に反発するデモが、米国全土に広がっている。最近、米移民・関税執行局(ICE)の要員が民間人を銃で撃ち死亡させた事件がきっかけとなり、デモ参加者が吹くホイッスルは、抵抗の象徴として浮上している。

米ニューヨーク・タイムズ(NYT)などによると、10~11日(以下、現地時間)に米50州で1000件以上のデモが行われた。ニューヨークでは、移民裁判所と拘禁施設があるマンハッタンのフェデラル・プラザ26番地前にデモ参加者が集まった。フィラデルフィアでは、約500人が市庁舎から連邦拘禁施設まで行進し、「ICEは消えろ」などのスローガンを叫んだ。ただし、2020年に黒人のジョージ・フロイドさんが死亡した際、「Black Lives Matter(BLM=黒人の命は大切だ)」を掲げて過激なデモが発生したのとは異なり、今回のデモは現時点では平和的な雰囲気が保たれている。


発端は7日、ミネソタ州ミネアポリスで、米国市民の白人女性レネー・ニコル・グッドさん(37)が、ICE要員の発砲を受けて死亡した事件だ。グッドさんは運転席に座ったまま道路をふさぐように車を停め、ICE要員が車のドアを開けるよう求めたが応じずに車を動かそうとしたところ、要員に発砲され、銃弾を受けて死亡した。政府は、ICE要員による行為は「正当防衛」だったとの立場を示している。一方で、批判的な見方では、過剰な取り締まりと公権力の乱用だったと主張している。


米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、デモ現場に響くホイッスルの音が、非暴力のデモ参加者による抵抗を象徴していると報じた。ホイッスルを短く2回吹くと「ICEが来た」という意味で、1回長く吹くと「取り締まりが始まった」という警告を示す。長く吹くと、取り締まりの対象者はその場を避け、抗議デモの参加者は集まる合図として受け止められているという。

一方、デモが激しさを増す中、米国土安全保障省は11日、ミネソタ州に法執行要員を追加派遣すると発表した。



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