17日、国防省年次幹部会議で演説するロシアのプーチン大統領 [AP=聯合ニュース]
プーチン大統領は17日(現地時間)、国防省年次幹部会議で「今回の特別軍事作戦の目標は確実に達成されるだろう」と強調した。続いて「我々は外交で紛争の根本原因を解決しようとするが、相手と外国の後援者が実質的な議論を拒否すれば、ロシアは軍事的手段で歴史的領土を解放する」と述べた。外交的解決策が不発に終われば軍事的手段を動員してでもウクライナ東部ドンバスを占領するという立場を改めて明らかにしたのだ。
注目されるのはプーチン大統領が欧州指導者を「子豚ども」と言いながら露骨に非難した点だ。プーチン大統領は「欧州の子豚どもはロシアの没落を祝うことを望んだ」と話した。欧州がロシアの勢力が弱まるのを機に利益を得ようという意図があったと見なしたのだ。ロシアメディアによると、2022年にもドミトリー・メドベージェフ国家安全保障会議副議長が西側指導者を「子豚」と表現している。
こうした発言は18日、ベルギー・ブリュッセルで欧州連合(EU)首脳会議が開かれる前日に出てきた。EU首脳会議で欧州主要国はEU域内で凍結されたロシア資産の活用案について議論する予定だ。欧州としても「ロシアに有利な交渉は欧州大陸全体に及ぶ大きな戦争につながる危険がある」と予想しているというのが、ウォールストリートジャーナルの分析だ。これに先立ち北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ事務総長はロシアが5年以内にNATOを相手に軍事力を使用する恐れがあると予想した。
プーチン大統領は「ロシア軍はすべての戦線に沿って戦略的主導権を掌握した」とし「安保緩衝地帯を作って拡張する課題も一貫して解決されるだろう」と強調した。続いて「ロシア軍が今年、昨年より約30%多い300以上の集落を掌握した」とし「わが軍は戦闘で強くなった。現在、世界でこのような軍隊はどこにもない」と述べた。フィナンシャルタイムズは「プーチン大統領が自国の軍隊に対して見せた自信は、平和のために譲歩する意思がないとことを示唆した」と分析した。
米国とロシアの代表団は今週末、米フロリダ州マイアミでウクライナ終戦案交渉を続ける予定だ。米国からはトランプ大統領のスティーブ・ウィトコフ特使とトランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏、ロシアからキリル・ドミトリエフ特使が出席するとみられる。
ウィトコフ特使とクシュナー氏は先週末、独ベルリンでウクライナのゼレンスキー大統領らと会い、ウクライナ安全保障案などについて議論した。この席で米国はウクライナに対し、NATOが提供するものと似た西側の集団防衛を提供すると提案した。政治メディアのポリティコは、トランプ政権の当局者はロシアが西側の安全保障とウクライナの欧州連合(EU)加盟を受け入れるとみている、と伝えた。
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