20年間にわたり慢性的な赤字に苦しんできたが、今年だけで109億ウォンのヒット記録を叩き出したスタジアム=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
2025.12.16 11:05
K-POP公演が開かれた高陽(コヤン)総合運動場の全景。[写真 高陽市]
数年前から状況が変わり始めた。G-DRAGON(ジードラゴン)、BTS(防弾少年団)のJ-HOPE(ジェイホープ)とJIN(ジン)、BLACKPINK(ブラックピンク)といったK-POP歌手はもちろん、英国ロックバンドのColdplay(コールドプレイ)やOASIS(オアシス)など、世界的な有名アーティストが高陽総合運動場を訪れるようになった。今年、高陽総合運動場で開かれた大型公演は計18回(総観客数70万人)にのぼり、公演による収益は109億ウォンに達した。高陽市の関係者は「近くに地下鉄3号線・大化(テファ)駅があり、公演当日にはGTX-AのKINTEX(キンテックス)駅を結ぶ循環バスを運行しているためファンの満足度が高い」とし、「公演の企画段階から企画会社と協議し、警察・消防・医療・交通・環境など関係機関との協力体制を構築するなど、きめ細かな行政支援を行っていることから、関心を示す企画会社が多い」と語った。
これまでソウル中心だった大型公演は、京畿・仁川(インチョン)へと目を向けている。大型公演が主に開かれてきた蚕室(チャムシル)総合運動場オリンピック主競技場がリノベーション工事により公演誘致が不可能なうえ、上岩(サンアム)ワールドカップ競技場や高尺(コチョク)ドームなどもスポーツ日程などで使用に制約が多いためだ。
公演の熱気が最も高い地域は仁川だ。西区(ソグ)にある仁川アシアド主競技場(2万9000席規模)、弥鄒忽区(ミチュホルグ)にある文鶴(ムンハク)競技場主競技場(5万席規模)、中区のインスパイア・アリーナ(1万5000席規模)が代表的だ。これらの公演会場は、仁川国際空港や金浦国際空港に近く、周辺に地下鉄も接続しているため、国内はもちろん海外ファンのアクセスも良い。
仁川アシアド主競技場は、2023年から今年までにSEVENTEEN(セブンティーン)やStray Kids(ストレイキッズ)など有名K-POP歌手の公演を8回(総観客数27万人)開催し、56億ウォンの利益を上げた。仁川施設管理公団の関係者は「近くに広い広場があり、イベントも可能なため、企画会社に好まれている」と話した。プロ野球チームSSGランダースが委託・運営する文鶴競技場主競技場でも、今年、SEVENTEENのファンミーティング(5万5000人)をはじめ、米国のポップアーティスト、カニエ・ウェストの来韓公演(3万5000人)や、英国の有名バンド、ミューズの来韓公演(3万2000人)、BTS・JINのソロファンコンサートなどが開催された。SSGランダースの関係者は「観覧視野が広いだけでなく、約4000台を収容できる駐車場や、近隣に仁川バスターミナル、地下鉄などがあり、観客の満足度が高い」と述べた。インスパイア・アリーナは360度可変型ステージ構造で、ライブ音楽公演はもちろん、屋内スポーツ競技やeスポーツ大会、展示博覧会、ショー、フォーラムなど多様なイベントを誘致している。2023年から今年9月までに92万人が訪れた。
20年間にわたり慢性的な赤字に苦しんできたが、今年だけで109億ウォンのヒット記録を叩き出したスタジアム=韓国(2)
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