アレクサンダー・アイヒバルト氏 [ユーチューブAfD TV キャプチャー]
1日(現地時間)の日刊ターゲスシュピーゲルなどによると、先月29日、ヘッセン州ギーセンで開かれたドイツのための選択肢(AfD)青年組織の発足式で、執行部選挙に出馬したアレクサンダー・アイヒバルト氏が演説した。
青の燕尾服を着て演壇に立った彼はヒトラーのように舌を巻く(r)発音を駆使し、人差し指を動かしながら演説した。
アイヒバルト氏は「我々はここでドイツに対する愛と忠誠を共に分け合う」「ドイツ文化を外部の影響から守ることが我々の国家的義務」と主張した。
また、聴衆を「党員同志」と呼んだ。党員同志(Parteigenossen)は一般名詞だが、過去にヒトラーとナチス党員が好んで使用したため最近は政界でほとんど使われない。
演説の映像がインターネットに広がると、話し方や手の動き、内容がすべてのヒトラーに似ているという評価が出てきた。場内では演説が終わると、ある聴衆が「情報機関のスパイか」と揶揄した。
一部では極右勢力を嘲弄するパフォーマンスとの見方も提起された。アイヒバルト氏は先月初めにAfDに入党し、芸術家の経歴があると伝えられただけで、党も正体を正確に把握できずにいる。
AfDは進歩陣営の潜入を疑って距離を置いた。ティノ・クルパラ共同代表は「党員の資格を検討する」と除名など懲戒を予告した。
青年組織代表に当選したジャン・パスカル・ホーム氏は「左派扇動家か、情報機関のスパイか、ただの狂った人かは知らないが、そのような人をAfDと青年組織に置いてはいけない」と述べた。
アイヒバルト氏は自身がロシア系であるため発音をそのようにしたと釈明した。演説を真剣にしたのかというdpa通信の質問には「はい」とだけ答えた。
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