8月14日、ノルウェーの公共交通事業者のルーターが所有する中国製電気バスがテストを受けている。[写真 AP=聯合ニュース]
フィナンシャル・タイムズの報道によると、英国運輸省は中国のバスメーカー宇通が自社の車両の制御システムに遠隔でアクセスできるのかを調査している。
ノルウェー最大の公共交通運営会社ルーターは先月28日、「宇通が製造した電気バスに対しセキュリティテストを実施した結果、バスに搭載されたSIMカードを通じて宇通が遠隔で制御できると判断した」と明らかにした。このSIMカードを通じてソフトウエアアップデート設置、バッテリーと電源供給制御システムへのアクセスなどが可能で、究極的には情報奪取や突然の運行中断など公共安全を脅かす事態が発生することも起きうるということだ。
デンマーク緊急事態管理庁もやはり「宇通の電気バスにはインターネット接続システムとカメラ、マイク、衛星利用測位システム(GPS)などのセンサーが設置されておりメーカーによる遠隔制御が可能だ」としながら最近自国最大の運送会社であるモビアに危険性を警告して調査を行っている。
英運輸省は「ノルウェーとデンマーク当局の措置に対する技術的根拠を把握するため国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)と緊密に協力している」と明らかにした。フィナンシャル・タイムズによると英国には約700台の宇通製電気バスがあり、現在ノッティンガム、ウェールズ、グラスゴーなどで運行されている。ただロンドンは宇通の電気バスをまだ導入していないという。
宇通は「われわれは欧州連合(EU)のデータ保護法と規定を厳格に順守している」と反論していると英サンデータイムズは伝えた。宇通は「(SIMカードで収集した)データは顧客のアフターサービスのニーズにこたえるための車両関連メンテナンス、最適化と改善にだけ使われ、暗号化しての保存とアクセス規制を通じて保護される。顧客(欧州バス会社)の承認なくだれもこのデータにはアクセスできない」と強調した。
この記事を読んで…