釜山(プサン)に入港した当時の米海軍バージニア級原子力潜水艦「ミズーリ」(SSN-780) [ニュース1]
李在明(イ・ジェミョン)大統領が4日に開いた国務会議で、軍は「核心的な難題だった燃料確保に関する韓米協議が進展し、環境が用意されている」と報告した。
国防部のウォン・ジョンデ資源管理室長は「現在潜水艦に搭載される原子炉、武装など建造に必要な核心技術を確保し、安全性の検証を進行中」とし「従来の潜水艦に関しては世界的レベルの設計・建造能力をすでに保有している」と述べた。
続いて「国家力量を結集すれば我々の技術で原子力潜水艦の建造が可能」とし「米国との協議で燃料を確保して2020年代後半に建造段階に入れば、2030年代半ばまたは後半には進水が可能と判断される」と説明した。
政府は原子力潜水艦の設計・建造など各過程の担当チームも構成する計画だ。ウォン室長は「燃料供給協議を推進する韓米外交・国防当局間の実務協議体構成を推進し、国家戦略事業として推進するための政府全体レベルの担当チーム構成を推進する」と明らかにした。
韓国と米国は原子力潜水艦に関して大きな枠組みで合意したが、詳細内容では追加の議論が必要な状況だ。トランプ米大統領は「韓国が米国のフィラデルフィア造船所(フィリー造船所)で原子力潜水艦を建造する予定」と明らかにしたが、韓国政府は確定した内容でないという立場を示した。
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