米国のドナルド・トランプ大統領(右)とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が9月29日(現地時間)、ワシントンD.C.ホワイトハウスで開かれた共同記者会見の後に握手している。[写真 EPA=聯合ニュース]
イスラエル首相室は、2025年ノーベル平和賞受賞者の発表を翌日に控えたこの日、X(旧ツイッター)に声明を投稿し「トランプ大統領にノーベル平和賞を授与せよ。彼にはその資格がある」と記した。
あわせて、金のノーベル賞メダルを首にかけ、両手を挙げたトランプ大統領の隣で微笑むネタニヤフ首相の姿を合成した写真も掲載した。この写真には「力による平和(peace through strength)」という一文と、米国とイスラエル両国の国旗も描かれている。
トランプ大統領の次男エリック・トランプ氏も同じ日にXのフォロワーたちに向けて、「(父が)ノーベル平和賞を受ける資格があると思うならリツイートしてほしい」と呼びかけた。米ホワイトハウスの公式Xアカウントもほぼ同時にトランプ大統領の写真を投稿し、彼を「平和大統領」と称した。
一方で、トランプ大統領がノーベル平和賞を受けるべきだという圧力が高まっているとはいえ、受賞者はすでに決定しているという。
ノルウェー・ノーベル委員会のヨルゲン・ヴァトネ・フリードネス委員は、現地メディアVGとのインタビューで、今年のノーベル平和賞受賞者はすでに6日に決まったと明らかにした。ノーベル平和賞の受賞者はノルウェー・ノーベル委員会が選定する。
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