AI制作会社「パーティクル6(Particle6)」傘下のAIタレントスタジオ「Xicoia」が作り出したAI女優ティリー・ノーウッド。[写真 インスタグラムキャプチャー]
9月30日(現地時間)、AP通信などによると、オランダの女優兼プロデューサーであるエリーン・ファン・デル・フェルデン氏が設立したAI制作会社パーティクル6(Particle6)傘下のAIタレントスタジオ「Xicoia」が誕生させたAI女優ティリー・ノーウッドが正式に活動を開始した。
ノーウッドは同27日、スイス・チューリッヒ映画祭の関連イベントで初めて一般に向けて公式に紹介された。この場でフェルデン氏は、ノーウッドが近く芸能エージェンシーと正式契約を結ぶことになるだろうと明らかにした。
フェルデンは「最初にノーウッドを公開した時、人々は『あれは何?』という反応を示したが、今後数カ月以内にノーウッドを代理するエージェンシーを発表する予定だ」と語った。
英国式アクセントのノーウッドは、今年5月からインスタグラムにアカウントを開設し、仮想の「日常」を共有しながらフォロワーと交流してきた。
ノーウッドが正式に活動を始めたというニュースに、有名ハリウッド俳優たちは強く反発した。
映画『スクリーム』に出演したメリッサ・バレラはインスタグラムを通じて「このAI女優を担当することになるエージェンシーに所属する俳優たちはその会社を見限ってほしい。なんて気持ち悪い」とコメントした。
元子役女優のマラ・ウィルソンは「このAI女性を作るために顔を盗まれた何百人もの若い女性はどうなるの? そのうちの一人さえ雇えなかったということ?」と声を荒げた。
映画『オッペンハイマー』などに出演したエミリー・ブラントもノーウッドについて「とても怖い」とし「私たちの人間的なつながりを奪わないでほしい」と語った。
全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)は同日声明を出し、「ノーウッドは俳優ではない」とし「数え切れないほど多くのプロの役者たちの仕事を吸収したコンピュータープログラムが作り出したキャラクター」と批判した。
さらに「俳優たちの演技を盗み、彼らの仕事を奪い、パフォーマーたちの生計を脅かし、人間の芸術性を損なうという問題を生み出すだろう」と指摘した。
論争が広がると、フェルデン氏は声明を通じて「AI女優は人間に取って代わるものではなく、新たな創作の方法にすぎない」とし「アニメやコンピュータ・グラフィックスのような、新たな芸術的ツールにすぎない」と反論した。
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